2008年が待ち遠しくなる発表が満載!――2周年記念イベント「ECO祭2007」開催(2/2 ページ)
「エミル・クロニクル・オンライン」のオフラインイベント「ECO祭2007」が、12月2日東京・初台で開催された。ファンと交流を深めながら、2008年の「ECO」はどう変わっていくか、という未来像が発表された。
2008年、「ECO」はこう進化する!
SAGA7では、ついに天使のような羽根を持つ種族、タイタニアたちの世界へと行けるようになった「ECO」。タイタニア世界のコンセプトは、花びらが舞う空中大陸。美しく平和な世界で、タイタニア世界に入る足がかりとなるウォーターレイアーで水に入れるようになったことを受けて温泉などの実装も予定されている。
今後は悪魔のような羽根と尻尾を持つ種族、ドミニオンの世界へもいけるようになる。ドミニオン世界はこれまでの世界とは打って変わって、プレイヤーキャラクター同士が戦うPvPが標準実装された闘争の世界。しかし、淺間氏曰く「闘争の中にも、ECOらしく安らぎの芽を見つけられるような世界にしたい」とのこと。
エミル、タイタニア、ドミニオン、3種族それぞれの世界を行き来できるようになったことを受け、これまでの物語では隠されてきた第4の種族の存在など、世界の謎が明かされていくことになる。
初心者さんにも優しく。みんなで遊べる新たなシステム
「ECO」では、以前から1泊2日無料で遊べるお試しIDなど、これから「ECO」を遊ぶユーザー向けのサービスを行ってきた。そして、「ECO」初心者応援団の発足にあたって、さらに初心者やお試しで遊んでみようというユーザーへの間口を広げるため、メールアドレスを登録するだけで「ECO」を遊べるゲストIDを実装。ゲストIDで登録されたキャラクターには名前の横に若葉マークのアイコンがつき、他のキャラクターたちとトレードできないなどの制限つきで、7日間20時間だけ「ECO」を遊べるのだ。
また、新システムの「H.E.ART(ハート)システム(仮名)」を発表。このシステムは、他のユーザーと触れ合ったり、人の集まる場所に行くなどの行動をとるとポイントがたまり、そのポイントを消費することで強力なスキルを使えるようになる。他のユーザーとの絆や触れ合いをテーマとしているECOならではのシステムだ。その詳細にはまだ触れられなかったが、キーワードは「大召喚ブースト」や「ネコマタ音頭」、「俺のDOGEZAを受けてみろ!」などの、「ECO」ユーザーなら聞いただけでワクワクするようなものばかりだ。
そのほかにも新種のネコマタ、胡桃(くるみ)と若菜(わかな)の詳細や、これまで長らく、沈黙を続けてきたあのダンジョンでの大型イベント実装の予告に加え、「いつか行けるようになるのでは」とユーザーの期待が募る某場所など、これからも企画を進めていくとのことだ。
今後の実装予定の発表が終わると、ガンホー・オンラインエンターテイメント代表取締役社長の森下一喜氏と、甲殻機動隊のアニメ制作を行うProduction I.Gの代表取締役社長石川光久氏、トランスコスモス専務取締役森山雅勝氏というそうそうたる顔ぶれが登場。「ECOコラボレーションパッケージ攻殻機動隊S.A.C.シリーズ」やゲーム内でのI.Gシアター実装など、2007年に「ECO」が行ってきたコラボレートの足取りを振り返り、コラボレーションへの思いを語った。さらに、ブログを自由に飾り付けるデコブログへのキャラクター提供など、今後のECOの他メディアにおける展開を語った。
イベント終盤で行われたレアなアイテムが賞品のじゃんけん大会、通称じゃんけんタイニーは、出演者たちから特別プレゼントなどのサプライズも飛び出して大盛り上がり。最後は淺間氏の「君に憑依!」のキメ台詞で「ECO祭」は幕を閉じた。
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