新型PSP、1月末のアップデートでSkypeに対応
1月末に実施される予定のシステムソフトウェアアップデートで、PSP-2000がSkypeに対応することが明らかになった。PSP用の「マイクロホン」も周辺機器として新たに発売する。
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、昨年9月に発売された新型PSP「PSP-2000」について、1月末に実施される予定のシステムソフトウェアアップデートにて、Skypeに対応することを明らかにした。
Skypeは全世界で2億4600万を越えるコミュニケーションソフトウェア。インターネットを利用して世界中の人々とコミュニケーションが可能で、Skype ID同士ならば無料で通話することができる。
PSP-2000で利用できるSkypeの機能は以下の通り。
- Skypeユーザー間の無料音声通話
- コンタクトリストの管理
- Skypeプレゼンス(コンタクトのオンライン/オフライン表示)
- Skypeアカウントから一般回線(固定電話・携帯電話)への発信・通話(SkypeOut)(Skypeクレジットの購入が必要)
- 一般回線(固定電話・携帯電話)からSkypeアカウントへの着信・通話(SkypeIn)(Skypeクレジットの購入が必要)
- 各種設定の確認、変更(アカウント作成、SkypeOut設定、ボイスメール設定、転送設定など)
アップデート導入後は「ネットワーク」にSkypeのアイコンが新たに表示され、利用できるようになる。アカウントを持っていないユーザーは、新規作成から導入が可能だ。
なお、PSP-2000でSkypeを利用するためにはメモリースティック Duoとインターネット接続環境、専用音声入力機器などが必要となるが、Skype対応に合わせてPSP専用周辺機器「マイクロホン」が1月24日に発売される。1個入りの「SINGLE PACK」(PSPJ-15010)と2個入りの「TWIN PACK」(PSPJ-15011)が用意され、価格はそれぞれ2500円、4000円(いずれも税込)。これに「リモコン付きヘッドホン」(PSP-S140)または市販のヘッドフォンを利用すれば通話できる。このマイクロホンは「TALKMAN」シリーズに付属していたものと同様の製品なので、該当ソフトを持っているならばそのまま利用可能だ。また、2006年12月に発売された「P-kara」に付属するヘッドセットマイクも利用可能だ。
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