繁栄するか滅亡するかはマップ次第?――「ポピュラスDS」
エレクトロニック・アーツが2月21日に発売するニンテンドーDS用ソフト「ポピュラスDS」の新規マップが公開された。
エレクトロニック・アーツが2月21日に発売を予定している「ポピュラスDS」について前回、神々と悪魔との関係に触れた。今回はスーパーファミコン版の初代ポピュラスに登場したマップをリメイクしたものなど、新たなマップ10種が公開された。
「ポピュラス」は1990年に誕生したリアルタイムシミュレーションで、本作「ポピュラスDS」は、その1作目に新規要素を追加した復刻版となる。プレイヤーは神となり、さまざまな神技を使用して自分を崇拝する民族を繁栄させ、敵対勢力を滅亡させることを目的としている。フィールド上の民族は、常にリアルタイムで行動しており、同じステージでも毎回違った展開で進行する。ステージ数は70種類を予定しており、攻略を続けるたびに新しいステージが解除されていく仕組みだ。
乾いた世界でサイコパワーが増えづらい。海がなくすべてが陸地。サイコパワーが増えにくい。岩が多く、海がないのでおぼれることはない。そのため、津波の奇跡は効果を発揮することはできない。信者の減少率は高い
ほかにも以下のマップがある。
- 雪原:寒さが厳しい永久凍土の世界。信者が増えにくく、死にやすい。雪に覆われたマップなので、効率的に家を確保する必要がある。
- メルヘン:おとぎばなしの世界。信者が増えにくく死にやすいが、サイコパワーがたまりやすい。岩が多いのも特徴的だ。
- ギリシャ:バビロニア風世界。空中に浮いている世界であり、土地の周囲が空として扱われるため、落ちると即死する。
厄災の卵やワイヤレス対戦など
不確定要素として、本作には「厄災の卵」が用意されている。厄災の卵が割れると中からモンスターが出現し、地割れ、雷、毒沼などさまざまな厄災をもたらす。時にはプレイヤーに有利な働きをする場合もある。卵は土地の造成で高いところから低いところに転がすことができる。この特性を利用し自陣に出現した場合、割れるまで時間内に地面を隆起させ、敵陣に送り込むことが可能だ。
本作はワイヤレス通信で最大4人で対戦することが可能だ。同じ神を選ぶこともできるほか、ゲームのクライマックスとなる「ハルマゲドン」もいやがおうにも盛り上がる仕掛けが施されている。最終決戦は戦士もリーダーも信者に戻り、どちらかの信者が滅亡するまで合体を繰り返し戦い続ける。ベートーヴェンの交響曲第9番より「喜びの歌」をはじめとする、属性ごとに異なるクラシックの名曲がハルマゲドン発動時に奏でられる。
「ポピュラスDS」 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | リアルタイム・シミュレーション |
発売予定日 | 2008年2月21日 |
価格(税込) | 4980円 |
人数 | 1人(ワイヤレス4人対戦) |
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