物語を紡ぐ“歴史のバトン”とは――「エンブレム オブ ガンダム」(1/3 ページ)
ガンダムの“表裏”が詰め込まれた渾身のシナリオで描かれるニンテンドーDSソフト「エンブレム オブ ガンダム」。今回は受け継がれた“歴史のバトン”で、どのようにストーリーが変化していくのかを解説していこう。
バンダイナムコゲームスから5月1日に発売されるニンテンドーDSソフト「エンブレム オブ ガンダム」。今回は“歴史のバトン”によって紡がれていくストーリーについて紹介していこう。
本作は、「機動戦士ガンダム」から「機動戦士Zガンダム」(宇宙世紀0079〜0087)までの世界を描いている、ステージクリア型のシミュレーションゲーム。ただし表裏すべてを語り尽くすほどの膨大なシナリオボリュームとなっており、徹底した“原作再現“にこだわって作られているとのこと。コアなファンでも知らないような設定なども、物語の展開にからめて自然に解説してくれる。
なお各ステージには“歴史のバトン”が存在し、キャラクターの心情描写や世界情勢、物語には直接関係ないうんちく話など、さまざまなバトンを任意に選択することで、物語が紡がれていく。選択したバトンによっては歴史をとらえる視点が切り替わり、語られるエピソードが変化するのはもちろんのこと、関連する人物のレベルに影響を及ぼすこともあるのだ。
宇宙世紀という歴史をどのようにとらえるのか? それがバトン
各ステージには必ず「バトン」選択のタイミングがある。このバトンとは、宇宙世紀という歴史をどの視点・切り口で語るのかを選択することができるシステムだ。提示されるバトンで取り上げられる内容はさまざま。自分の追いかけたいキャラクターの視点から物語を垣間見るか、それとも時代背景や兵器の観点から歴史を追っていくのかなど、選択はプレイヤー次第なのだ。
コウ・ウラキを選択した場合――キャラクターに着目
アナベル・ガトーを選択した場合――キャラクターに着目
時代背景や兵器に着目してバトンを選択
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