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男子の裸をこすってヘブン! 「DUEL LOVE」をやってみた(1/3 ページ)

男子高校生の裸をこすり、恍惚とした「ヘブン顔」を拝む――そんなミニゲームが話題の「DUEL LOVE」を、最近高校生に萌えて仕方ない記者がプレイした。ぶっちゃけ、かなり萌える。

 最近、男子高生に萌えて仕方がない。だが20代後半の記者には、実際の男子高生と恋愛するチャンスは、なかなかめぐって来ない。

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(C)2007 NBGI Character Design 中条比紗也/花とゆめ

 そんな記者が待ちに待った乙女ゲームタイトル、バンダイナムコゲームスのニンテンドーDS用ソフト「DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神」がついに手に入った。男子高生とのめくるめく恋愛を体験できる、あのゲームだ。

 ジャケットからいきなり男子が上半身裸だ。期待させてくれるじゃないか……。うわさの「ヘブン顔」を拝むべく、いそいそとDSを立ち上げる。ヘブン顔とは、男子高生の体をこするミニゲームなどで、気持ちよくなった彼らが見せる恍惚(こうこつ)の表情である。ああ、楽しみだ。

 ゲームに登場するメインの男子は5人。プレイヤーは私立桂桜学園高等部に転校してきた2年生の女生徒という設定で、学生生活を通じて徐々に恋に落ちてゆくというストーリー展開だ。ちなみにこの学校の旧校舎の地下にはなぜか格闘リングがあり、男子たちは格闘大会「B-1」の頂点を目指して戦う――というストーリーだ。

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オープニング画面

 操作はいたって簡単。章立てされているストーリーを追っていきながら、時折登場する選択肢を選んで進めていくシミュレーションになっており、その選択肢によって親密度が変化し、物語の流れ(どの男子を攻略するか)が決まっていく。

 無難な回答を選択し続けていると親密度が上がることが多いのだが、いつもそれでいいかというと、そうでもない。フラグとなる選択肢がいくつかあり、それによってエンディングが分岐することになるので、マメにセーブをしながら進めるのがいいだろう。

 またそうしたシミュレーション部分に加えて、プレイヤーが男子の「セコンド」となり、彼を応援する場面が登場、その応援度合いも親密度に関係する。この「応援システム」については後で詳細を説明するが、例えば、試合中に応援をしっかりしないと、その男子が試合に負けてしまい、そのルートがハッピーエンドにならないことがあるので要注意だ。

やっぱり、王子キャラから落とすでしょう

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格闘アニメを思わせるオープニングムービー

 記者は乙女ゲームでは王子系主人公キャラから落とすことが多いのだが、今回も例のごとくクールな情熱王子キャラ・結城仁にロックオン。ときめきを失いつつある20代後半女性に潤いを与えてもらおうじゃないか、とゲームを始める。

 デモ画面のムービーのクオリティーの高さにのっけから驚いた。DUEL LOVEの主題歌が1曲(約1分半)しっかり流れることに加え、アニメ映像も1クール放送するアニメに匹敵するのではと思うほど作りこまれたものになっている。なんというか、無駄に贅沢だ。

イケメンだらけの素晴らしい学校に、なぜかリングがある

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転入学届を出せば桂桜学園の生徒に

 オープニングは転入届を書く(氏名を登録する)ところから始まる。記者はしっかり「西川留美」と本名で登録。名前を音声で呼ばれる機能はないが、画面上ではしっかり名前で呼んでくれるので、感情移入できる名前でプレイしたほうが楽しいことだろう。

 転校早々いきなりベタな展開が。転校生として教室で自分が紹介された後、同級生の女の子に学校を案内してもらっている時に「少女マンガのお約束」出現。廊下で男子とぶつかってしまうのだが、それが主人公キャラ・結城君との出会いとなる。「朝からパンをくわえて走っている女の子とぶつかる」くらいベタだが、実際にはほぼありえないベタベタな展開が、ときめき不足の妄想乙女にはたまらない

 その出会いを境に、結城君以外のイケメン高校生たちが次々に登場。保険医の先生もクールビューティな男性で、「ほほう、素晴らしい学校じゃないか」なんて考えていると、同級生女子が「夜の旧校舎」のことを口にする。旧校舎で何かが行われているというので足を踏み入れてみると、そこにはリングとそれを囲む大勢の観客が。


画像 担任の島津先生
画像 初めは女友達が転校生のプレイヤーを案内してくれる
画像 夜の旧校舎では……

 さらに驚くべきことに、リング上には結城君が――。

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 このイベントは、この学校に代々伝わる「B-1」という格闘大会。なぜ高校で格闘大会? という疑問は当初はあまり語られないが、選手たちはB-1の昨年の優勝者である「キング」と戦うべく、それぞれに想いを秘めたままB-1の頂点を目指している。プレイヤーはその応援をしていくというわけだ。

 試合のほうだが、プレイヤーが初めて足を踏み入れるときはリングからだいぶ遠い席なので、選手たちの姿はほとんど見られず、実況を頼りに勝敗を聞くことになる。ああ、結城君の鍛え上げられたボディをもっと近くで見たい! と欲求不満のまま初めてのB-1が終了する。


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席によって見え方が違う

 プレイヤーはこの後も試合を観戦することになるが、それにはB-1のチケットが必要。チケットには種類があり、その種類によってリングの距離が近くなり見やすくなるが、よりよいチケットをもらうためには、この後続いていく学校生活のシーンで親密度を上げ、自分の狙った男子との距離を縮めていく必要がある。


画像 チケットをもらいに行くときは、場所だけではなくキャラクターの3頭身イラストが登場する
画像 チケットは親密度が高い選手から直接もらえる
画像 試合後にプレイヤーの見送りをしてくれることも

 さらに親密度が深まれば、最終的には彼のセコンドになるチャンスが訪れ、ロードワークを手伝ったり、試合中にマイクやタッチペンで彼を応援する「応援システム」が登場する。応援がうまくできると、自分の応援で彼を勝利に導くことができるようになるため、よりキャラクターとの一体感が増すことになるわけだ。

いよいよ「ヘブン顔」に挑戦だ

 この「セコンド」が本作の醍醐味。セコンドになれば、上記以外に、彼とのコミュニケーションを深められる「ボディケア」というミニゲームができるようになるのだ。ボディケアには「てあて」「あせふき」「シャワールーム」「マッサージ」の4種類がある。

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