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3人に1人はゲーム機を所有――シニア層のゲーム利用実態が明らかに日々是遊戯

先日、ネットエイジアが発表した「シニア世代におけるゲーム機に関する実態調査」で、シニア層の3人に一人はゲーム機を所有しているとの結果が得られたという。普段は見えにくい、シニア層のゲーム利用実態とは?

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面白さよりも、実利を取るのがシニア層?

ゲーム機の所有状況(n=500名、複数回答可)

 シニア層に人気のゲーム機は「ニンテンドーDS」と「プレイステーション 2」――そんな調査結果が先週、ネットエイジアより発表されて話題となった。普段はなかなか見えにくい、シニア層のゲーム利用実態がうかがえる貴重なデータとなっていたので、ここで抜粋して紹介させていただきたい。

 今回の調査は、Flash型ネットリサーチ「リサーチTV」において、50〜79歳の男女500人(男性250人+女性250人)を対象に行われたもの。これによると、シニア層が所有するゲーム機でもっとも多いのは「ニンテンドーDS(Lite含む)」と「プレイステーション 2」で、それぞれ全体の23.0%、22.8%が所有。また、“シニア層の3人に1人は何らかのテレビゲーム機(据え置き型)を所有”、“女性では男性に比べてDSの所有率が高い”などの調査結果も得られたとのことだった。そのほか気に入っているゲームソフトのタイトルを自由回答で聞いたところ、特に多かったのが「Wii Fit」、「Wii Sports」の2タイトル。そのほか「ドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー」、「みんなのゴルフ」などの回答も複数得られたという。

 また個人的に興味深かったのが、「ゲーム機で遊ぶ理由」の項目。こちらは「意外に面白いから」という項目のほか、「頭のトレーニングとして」、「体を使えるから」、「家族と遊べ共通の話題になるから」といった項目が上位に挙がっているのが印象的だった。ゲーム本来の面白さ以外にも、実用性や、家族とのコミュニケーションツールとしての側面に注目しているあたりは、シニア層ならではの傾向と言えるかもしれない。

 このほかにも、ネットエイジアのリリースページでは、各ゲーム機の利用頻度やプレイ時間、一緒に遊ぶ相手などの調査結果が掲載されている。さらに詳しい結果を知りたい人は、ぜひそちらでご確認いただきたい。

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