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新しい友達作りませんか?――新感覚のオンラインコミュニティゲーム誕生「POKIPOKI」プレイリポート(2/2 ページ)

ハンビットユビキタスエンターテインメントが5月20日から開始した3Dコミュニティサービス「POKIPOKI β-なかよし編-」。同社が手がける新たなサービスの中身とは?

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自分らしさを演出できる豊富なオシャレアイテム

 楽しげな雰囲気の世界で生活するなら、やはり自分の分身にはオシャレをさせてあげたい。ということで、衣装を買いにショップへ出発。並んでいる商品を見てみると、目当てのファッションアイテムのほか、ミニルームのデザインや家具、特定のぷちごとをするのに必要な道具など、さまざまなものが並んでいた。いろいろありすぎて目移りしてしまう。

 ショップでアイテムを購入するには、ゲーム内通貨の「ポキ」が必要となる。ポキは、ゲームセンターのミニゲームの賞品以外にも、街のNPCから“おしごと”を引き受け、その依頼を達成すれば報酬としてもらえる。ファッションアイテムは、お金がなくても試着することができるので、お目当てのコーディネートを見つけて、それを目標にお金をためるのがよいだろう。

画像 衣装はヘアスタイル、トップス、ボトム、シューズ、アクセサリーの5カ所を着替えられる。自分の性別では装備できないものでも、試着することはできる。男がツインテールの髪型になることも可能なのだ
画像 宅配便を利用して、友達にアイテムのプレゼントを贈ることもできる

画像 部屋には友達を呼ぶこともできる。部屋の持ち主以外でも、家具の配置を変えたり、ベッドに寝たりすることも可能。家具などの位置は記録できるので、ほかの人に部屋を散らかされたくない場合はこちらを利用しよう

 ミニルーム用の家具を購入し、さっそく部屋に配置。スペースが広いのでかなりたくさんの家具を置けた。クリックするだけで家具の配置を変えられるので、とても楽チンだ。節操なく、気にいった家具を置いていたら、写真のようにコンセプトのない乱雑な部屋になってしまいました。うーん、もっと考えてから家具をそろえればよかった。だが、家具はとてもバリエーションに富んでいるので、色々なレイアウトができそうだ。自分だけの部屋作りをして友達に見せびらかしてみてはいかがだろうか。

遊びながら働けるステキな「ぷちごと」

 本作では、川で「釣り竿」と「釣り餌」を使うことでプレイできる釣りゲームなど、アイテムを収集するための「ぷちごと」が楽しめる。現在は釣り以外に「昆虫採集」「材料採集」の3つが遊べるようになっている。

釣り

画像 釣り餌や釣りをする場所によって釣れる魚が変わる

 アイテム「釣り竿」を装備し、釣り餌を持って釣り場に行くと魚釣りができる。魚が釣り糸に引っ掛かると、画面右下のゲージに赤丸が表示される。ゲージのメーターが赤丸の達したところでSpaceキーを押すと魚が釣れる。赤丸が複数あった場合は、すべての赤丸でタイミングよくSpaceキーを押さないと釣り上げることができない。


昆虫採集

画像画像 黄色のメーターが赤い部分に入るように調整してSpaceキーを叩こう

 アイテム「スコップ」を持って材料採集ポイントの地面をクリックすると、地面を掘って材料を集めることができる。画面右下のゲージには、黄色の縦線と赤いゲージ部分、Spaceキーを叩くと伸びる黄色のメーターがある。黄色の縦線は左から右に移動し、右端に達するとぷちごとは終了だ。このとき、黄色のメーターの右端が、赤いゲージ部分にかかっていれば、成功となる。


 手に入れた材料はショップで売ってしまってもいいが、合成の素材としても使える。工房では家具や小物を製作でき、グレードアップセンターではファッションアイテム同士を合成して新しいアイテムを作り出すことができるのだ。もちろん、製作と合成ともに、利用する際にお金がかかるので、ご利用は計画的に。

工房(アイテム生産)

画像 工房で製作したもののなかには、アイテムに追加機能が付くものもあるようだ

 材料を消費して、家具と小物が作れる。作るアイテムによって必要となる材料が異なる。材料さえそろえれば、ショップで売られていない珍しいものも作れる。


グレードアップセンター(ファッション合成)

画像 ヘアスタイルとトップスという組み合わせでも合成できる。この組み合わせでいったい何が作られるのだろうか

 2つのファッションアイテムを合成することで、新しいファッションアイテムを作り出せる。運が良ければ、アイテムレベルが高くなったものを手に入れることができる。失敗すると2つのアイテムを失ってしまい、何ができるのか予測できないというリスクはあるが、ショップには並んでいない貴重な衣装を手に入れられる可能性がある。


やり込みがいのある熟練度システム

画像 現在実装されているのは、ポキタウンとザ・フォレストの街。HPのような表示がメイン画面に用意されているほか、ワールドマップには気になる街や地形が描かれており、今後の世界の広がりが楽しみだ

 これまでに紹介した、ゲームセンターのミニゲームやアイテム採集や製作・合成には、それぞれ熟練度が設定されている。熟練度を上げると、称号がもらえたり、製作できるアイテムの種類が増えたりと、さまざまなメリットがある。ミニゲームなどを繰り返しプレイしていれば自然と熟練度があがっていくので、遊べば遊ぶほど利用できることが増えるのだ。つい夢中になって遊んでしまうこと受け合いだ。筆者はファッション合成に夢中になりすぎて、お金を使いはたしてしまった。ハマりすぎにはご注意だ。

 本作は3Dコミュニケーションサービスという名のとおり、ミニゲームを通じて新しい友達をつくりやすかったり、宅配便でプレゼントができたりするなど、気軽に人とのふれあえる世界になっているように感じた。コミュニティー機能が充実していて、キャラクターにレベルや熟練度といったRPGのような育成要素があるため、MMRORPGを想像する人もいるかもしれない。だが本作は、MMORPGのようにモンスターを倒すなどの冒険を強制されるわけではなく、人と触れ合いながら「POKIPOKI」の世界でのんびり生活するという点に重きが置かれているように思う。MMORPGとはひと味違うのだ。

 やれることはいっぱいあるが、強制されるようなことはなく、操作は簡単なので「オンラインゲームに興味があったけど、何をすればいいのか分からないし」というような、オンラインゲーム初心者にもオススメしたい作品だ。なお現在は「POKIPOKI β-なかよし編-」と題されているとおりクローズドβテスト中だが、6月にはオープンβテストも予定されているとか。「POKIPOKI β-なかよし編-」に参加できなかった人は、オープンβテストにぜひ参加してみてほしい。

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