可能性にあふれたモスコビアの樹林:「ラグナロクオンライン」新アップデート先行体験リポート(2/3 ページ)
2008年5月27日。「ラグナロクオンライン」の大型アップデート、モスコビアが幕を開けた。今回は、そのモスコビアで新たに追加される要素を、ひと足はやくチェックさせてもらった。果たしてどんな冒険が待ち受けているのだろうか。
密林のモスコビアダンジョン
クエストを終えてモスコビアフィールドへ進み、いよいよモスコビアダンジョンに入場。このダンジョンでは、階層という概念ではなく、あくまでも森の奥へ進んでいく、という設定になっている。そのためか、マップ間の移動はワープポイントではなく、NPC扱いの石碑に話し掛けることで奥に進める仕組みになっている。また、密林のダンジョンだけあって、樹木を想起させる姿をしているモンスターが多いようだ。
モスコビアダンジョン01に入ると、さっそく新モンスターの「レス」と「ウッドゴブリン」に遭遇。どちらもノンアクティブのモンスターで移動速度はかなり遅いため、安心して戦える。強さの割に経験値が多く、数もいるので、中盤のキャラクター育成に向いているマップといえるだろう。ルティエにあるおもちゃ工場ダンジョン2階(おもちゃ分類所)のパワーアップ版とイメージしてもらうと分かりやすいだろう。そちらで育成をしていたレベル帯の人は、難度はほぼ同じまま、もっとオイシイこちらのマップにそのままシフトできそう。レスはアイテムの植物の茎を落とすので、中級者や上級者の製薬材料集めの場所としても賑わうかもしれない。
モスコビアダンジョン02に入ると、今度は新モンスターの“ババヤガ”と“ウジャス”が登場。確実に難度は上がるが、これまでの同レベル帯の狩場と比べると、獲得できる経験値は幾分かおいしそう。ドロップアイテムは、ババヤガはひとくちケーキ、ウジャスはマステラの実や古く青い箱など高く売れるアイテムを落とすため、金銭面でもおいしい。
ついに最深部となるモスコビアダンジョン03に到着。ここでは、ババヤガとウジャスに加えて、この2種類よりも強さが頭ひとつ抜けている“マブカ”が登場する。このダンジョンの通常モンスターのなかでは一番強いが、攻撃力や防御力がそれほど高いわけではない。注意すべきは攻撃の命中率(ステータスのHit)の高さ。回避率(ステータスのFLEE)がある程度高くないと攻撃をかわせず、ダメージを受けてしまう。アクティブモンスターなので、離れた位置から遠距離攻撃を仕掛けてくるというのもやっかいなところ。
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