戦場で生き延びるために――「コールオブデューティ4」編:新米兵士のためのFPS・TPS上達マニュアル(2/3 ページ)
日本でもさまざまなタイトルが発売されるようになってきたFPSやTPS。1人プレイではヒーローになれるけれど、オンラインではただの的……。そんな状況から抜け出したい! というあなたへ贈る、FPS・TPS未経験者、初心者のための上達マニュアル、連載スタート。
自分の力を試すため「マルチプレイ」で実戦へ
PS3、Xbox 360でオンラインプレイを体験するには、それぞれのオンラインサービスへの加入が必要になる。PS3は「PLAYSTATION Network」に登録していること、Xbox 360は「Xbox LIVE ゴールドメンバーシップ」に加入していることが条件となる。登録方法は各公式ホームページを参照していただきたい(PS3「PLAYSTATION Networkにサインアップする」、Xbox 360「Xbox LIVEを始めるには」を参照)。
「CoD4」には、プレイヤーを飽きさせないために用意されたさまざまな要素がある。そのひとつが「階級」というパラメータ。これはオンラインプレイで敵を倒したり、試合終了時に手に入る経験値で昇格していくもので、昇格すると遊べるルールや使用武器が増えるといった要素がアンロックされる。「兵舎」で閲覧できる「チャレンジ」は、特定の武器を使用して条件を満たすと追加装備のアンロックや経験値が手に入るというもの。オンラインでプレイする人々の名前の左側には数値が表示され、どのような階級なのか、何周階級をコンプリートしているのかなどの情報が分かる。まだゲームに慣れていないうちは戦闘前に同じチームのプレイヤーの階級を確認し、できるだけ階級の高いプレイヤーについて行くというプレイスタイルをとってみてもいい。
先述の通り「CoD4」では、階級が低いうちは使える武器の種類が限られている。最初に使用できる武器は、すべてスタンダードなもので、「アサルトライフル」、「サブマシンガン」、「ショットガン」、「ライトマシンガン」、「スナイパーライフル」の5種類と、サブウエポンのハンドガン、投擲用のグレネードが用意されている。ゲームや操作に慣れるまでは、基本的にオールレンジで使いやすいアサルトライフルを選び、ある程度慣れてきたら、自分のプレイスタイルやプレイするマップにあわせて武器をチョイスしていくといいだろう。
プレイできるゲームルールも階級が上がるごとに増えていくが、まずは参加プレイヤー全員が敵になる個人戦の「フリー・フォー・オール」よりも、チームでスコアを争う「チームデスマッチ」でプレイを重ねることをオススメしたい。ただし、このモードはパーティーを組んで参加してくるプレイヤー達もいるので、1人でプレイする時は、個人プレイヤーのみでチームが構成される「マーサナリーチームデスマッチ」を選んだ方がいいかもしれない。
武器にはサイレンサーやグリップの交換、装弾数を増やすアタッチメントをつけることが可能。これらも「チャレンジ」や「階級のランクアップ」など、条件を満たすことによっていろいろなアタッチメントが増えていく。サイレンサーは銃身につける発砲時の音を軽減し、敵のレーダーに姿が表示されにくくなるが、若干ダメージや貫通能力が低減する。他にも、グレネード弾を射出するグレネードランチャーや、射撃時の集弾率を向上させるグリップ、照準を安定させやすいスコープなどが用意されている。しかし、アタッチメントは一種類だけしかつけることができないので、どの武器に何をつけるか、ある程度シチュエーションを想定してセットしておくことは必須になる。
また、射撃ダメージの増加や追加装備を設定する「パーク」も、階級の上昇とともに、様々な要素がアンロックされていく。走る距離が長くなる「体調絶好調」、耐久力が増加する「ジャガーノート」の他にも、やられた際に必ず手榴弾を落とす「殉教」や敵のボイスチャット内容を盗聴できる変わったパークもある。初めのうちは耐久力のアップや、射撃の攻撃力を上げるパークを選んでおくといい。
ゲームの階級を上げていけば、武器とパークのセットが複数保存できるようになるので、それらもあわせて活用していきたい。
「コールオブデューティー4 モダン・ウォーフェア」上達マニュアル
射撃
射撃はFPS・TPSの基礎中の基礎である。一般的に、射撃ボタンを押しっぱなしにしていると銃の反動で照準がブレてしまい、着弾点がバラけてしまう。だが、「CoD4」では銃のサイトまたはスコープの照準を使うことによって、弾のバラつきを抑えることができる。ただし、移動スピードが遅くなる、視界が狭くなるなどのデメリットもあるので、接敵が予見されるとき、あるいは敵が画面内に現れているとき以外の使用は避けた方が無難だろう。
リロード
リロードは銃に弾を込めなおす作業で、この状態は無防備になり射撃もできない。敵を目の前にしてリロードをするとむざむざとやられてしまうので、基本的にリロードは安全な場所で行うこと。また、弾倉を空にしてからリロードすると、初弾をチェンバーに送り込む動作が追加されるので、できるだけマガジン内に弾を残した状態でリロードを行うようにすること。また、武器によってもリロードの時間は異なるので、自分の使用している武器のリロードはどのくらい時間がかかるのかは把握しておきたい。
リロード中は、移動、およびしゃがみ、伏せ、などが可能だが、左アナログスティックの押し込みで「スプリント」をすると、リロード動作がキャンセルされる。敵が近づいてきた際は、リロードをキャンセルして即座に別の武器で攻撃をする、あるいはそのまま走って逃げるなどの行動を選択すること。
近接攻撃
右スティックの押し込みで出せる近接攻撃は敵を一撃で倒すことが可能。しかし、倒した後、次の行動までに少し時間がかかってしまうので、付近に複数の敵がいる際は使用を控えたほうがいいだろう。また対象に密着していないとナイフが刺さらないので、敵の背後をついたときや自分のリロードが間に合わないと判断したときに使用する。やられた側はかなり悔しいので、一種の陵辱攻撃といえるかもしれない。
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