社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、10月9日から12日までの期間、幕張メッセにおいて開催する「東京ゲームショウ2008」の詳細を公開した。なお、前売り入場券は、7月16日(水)から、全国の電子チケットぴあ他、コンビニエンスストアなどで発売を開始する。
「東京ゲームショウ2008」の出展予定社は7月11日現在、165の企業と団体(2007年は217)、出展総小間数は1742小間(2007年は1735小間)となり、出展社は下回ったものの、総小間数では過去最高となった。また、今年のキッズコーナーはさらに拡大傾向で、出展社数19社(2007年は13社)、出展小間数73小間(2007年は46小間)と過去最大の規模での展開を予定している。
新設されたPCオンラインゲームコーナーには、11社が出展予定で、注目のオンラインゲームに加え、3D仮想空間サービスやSNSなどのオンライン・コミュニティサービスまで幅広くカバーする。
今年の「東京ゲームショウ2008」では、新企画として「SENSE OF WONDER NIGHT 2008」(SOWN2008)を国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)の協力を得て実施する。SOWN2008は、これまでの概念を超えるようなユニークなゲームを発掘するプレゼンテーションの場で、現在作品を募集している。また、今年から来場記念となる東京ゲームショウ公式グッズを開催期間限定で販売することにもなっているほか、昨年の「ゲーム科学館」をパワーアップした「ゲーム科学博物館」の設置や、高画質のゲームや関連映像も楽しめる最新AV機器展示「Movie Square 5.1chシアター」や「Movie Square 最新プレミアPreview」も予定されている。
今回、過去最大の展示規模となった背景には、昨年までに出そろった新型ゲーム機(据置型、携帯型)が普及期に入り、それぞれのプラットフォーム上で稼働する新しいゲームタイトルが充実してきたことと、東京ゲームショウの国際的な情報発信能力が高く評価されてきた状況があるとCESAは分析している。
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