TGS2008に新企画「SENSE OF WONDER NIGHT 2008」――新たなゲームの可能性を一般公募
10月9日〜12日に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2008」に新企画が誕生した。未体験のゲームのアイディアを持っているあなた! いますぐ応募せよ。
この夜、未体験のゲームが生まれる!
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、10月9日〜12日に幕張メッセで開催する予定の東京ゲームショウ2008の新企画として、ユニークなアイデアを持つゲームを募集・選考し、プレゼンテーションの場を提供する「SENSE OF WONDER NIGHT2008(センス・オブ・ワンダー ナイト 2008)」(以下、SOWN 2008)を、国際ゲーム開発者協会日本(以下、IGDA 日本)の協力の元開催すると発表した。
「SOWN 2008」は、東京ゲームショウの新企画として、本年初めて開催するもので、ゲームの新たな可能性を広げようと模索している人をいち早く発掘し、広く一般に紹介する場所を提供することを目的としたコンテスト。応募対象となるゲームの規定は主に以下のとおり。
- 実験的、創造的であり、伝統的と呼ばれないゲームデザインやアイデアを含んだゲーム
- 見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もがはっとし、自分の世界の何かが変わるような感覚=「センス・オブ・ワンダー」を与えられるゲーム
- 設定やキャラクターデザインだけが斬新であったり、すでに存在するジャンルを組み合わせただけのゲームなどは対象外
SOWN 2008事務局では、6月23日(月)より広く募集を開始している。応募の締め切りは8月31日(日)まで。応募資格は、プロ、アマ、国籍、個人、法人などは問わず。応募を受け付けた作品は、商業作品でも同人ゲームでも公平に審査するとしている。応募作品は選考委員により10作品を上限にプレゼンテーション可能作品を選考。審査を通過したゲーム開発者には、「東京ゲームショウ2008」2日目に開催する「インターナショナル・パーティー」会場で、国内外のゲーム関係者に向けたプレゼンテーションできる場が提供される。なお、選考委員は、高橋慶太氏(バンダイナムコゲームス)、杉内賢次氏(エンターブレイン)、片山崇氏(ベルクス)、新清士氏(IGDA日本)らが予定されている。詳細はこちらを参照のこと。
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