戦場で生き延びるために――「コールオブデューティ4」編:新米兵士のためのFPS・TPS上達マニュアル(第2回)(2/3 ページ)
FPS・TPSをもっと上手くなりたいという人にお送りする「新米兵士のためのFPS・TPS上達マニュアル」。連載第2回目となる今回は、チームの連携について。これであなたもチームメンバーに頼りにされるワンランク上のプレイヤーになれるかも。
みんなの憧れ「頼りになるヤツ」っていったいどんな人?
チーム戦をしているとき「この人はすごい!」、「頼りになる人だなあ」などと思ったことはないだろうか。逆に「この人はなんでこんなことをするんだろう?」と思うこともあるだろう。「頼りになるヤツ」、「頼りにならないヤツ」と思われるプレイヤーは一体どんな人なのか? そこで筆者の独断と偏見でランキングを作ってみた。
「頼りにならないヤツ」ランキング | |
1位 | ただ突っ込むだけで返り討ちにされる |
2位 | むやみに発砲し、自分の位置を知らせてしまう |
3位 | 閃光弾を味方に影響するところに投げる |
4位 | 味方をおとりにして逃げる |
5位 | 最後の1人になっても隠れ続けている |
まずは、「頼りにならないヤツ」ランキングを5位から順に紹介。5位はリスポーン(やられた後の再出現)がないルールで、他のプレイヤーがやられてしまい、最後の1人になっても、ずっと隠れているヤツだ。何か作戦があるというのなら話は別だが、これによってゲームの進行が遅れると、待っているプレイヤーはイライラしてしまう。
4位にピックアップしたのは「味方をおとりにして逃げる」ヤツ。味方と一緒に行動しているところを敵の襲撃に会い、交戦しようとしたところ、味方の姿は敵と反対方向の遥か先。自分だけがやられてしまい、「一緒に撃ってくれれば自分はやられずに倒せたのでは……」と考えてしまう。そんなときは接敵した時に交戦するしないの連絡をとりあうことでこのような問題は避けられるはずだ。敵を倒すことは勝利につながる大事な要素だが、味方が倒されないようにすることも忘れずに。
3位は、戦闘中、足元に転がってきた閃光弾の影響で画面が白くなりやられてしまった。それは敵の閃光弾かと思いきや味方の閃光弾だった――「閃光弾を味方に影響する場所に投げる」ヤツ。閃光弾の影響範囲は意外と広いため、開けた場所で使うと味方も巻き添えにしてしまう可能性が高い。入り口や窓から、中に味方がいないことを確認して投げ入れるようにすれば安全に使用できる。
2位は「むやみに発砲し、自分の位置を知らせてしまう」ヤツ。「CoD4」では発砲をすると敵のレーダーに自分の位置が映り、むやみに発砲すると一緒に行動している味方も危険にさらしてしまう。まずは不用意な発砲を避けること。また、なるべく敵に見つからないようにしたい人は、発砲してもレーダーに映らなくなるサイレンサーを使用する武器に装着すればOK。さらに「パーク」(攻撃力や耐久力アップなどの特殊能力。詳しくは前回記事参照)の「UAVジャマー」をつければ、敵の動きが一定時間レーダーに表示される「UAV」を使われてもレーダーに映ること無く、目視でしか見つからないようになる。
一番「頼りにならないヤツ」は、ゲーム中に勇猛果敢に敵陣に突っ込むが、毎回毎回待ち伏せしている敵に返り討ちにあう「ただ突っ込むだけで返り討ちにされる」ヤツだ。この行為は、敵にポイントを献上しているだけのようにも見えなくもない。筆者もそんなプレイをしてチームメイトに迷惑をかけることが多々あるが、そんなときは一度深呼吸をしてリラックスしてから、単体で動かずに味方と一緒に動いたほうがいいだろう。
また、番外として2つ紹介。まずひとつ目が狭い室内で連射のきかないスナイパーライフルの使用や、広い見渡しのいいマップで当たらないサブマシンガンを使うが、スコアが出ない「武器のチョイスがおかしい」ヤツだ。「弘法筆を選ばず」という言葉もあり、上級者はすべての武器を使いこなせるかもしれない。しかし、自分の武器にこだわるのはいいが、ポイントに反映されないのではチームの足を引っ張ってしまう。慣れないうちはある程度マップにあわせた武器を使用したほうがいいだろう。
続いてふたつ目が、「大声を出す、ずっと歌い続けている」ヤツ。もちろんプレイに熱中して、ついつい大声が出てしまうというのはよくある話だ。しかし、常に怒鳴り声を発していたり、よく分からない歌を歌い続けていると、他のプレイヤーに迷惑をかけてしまう。マイクの位置によっては鼻息が入って「フーフー」と聞こえてしまう場合もあるので、息がかからないように注意し、よほど他のプレイヤーの音が気になる時は、プレイヤーリストを呼び出し、相手を選んで「ミュート」に設定しよう。
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