リズムにノってスクリーンをはじけば、そこは天国――あのリズムゲームがゴールドになって帰ってきた!:「リズム天国ゴールド」レビュー(2/3 ページ)
みなさん「リズム天国」はご存知だろうか。その続編がDSで登場した。今度はタッチペンでリズムを刻む。叩いてはじいて刻む。つんつんぴぴんとリズムを刻んで、爽快感、高揚感、緊張感、いろんな“感”を楽しめる。そしてもっとも必要なのは、もちろん“リズム感”だ。
さて。音楽ありきの珠玉のゲームたちなので、言葉だけで伝えられないのはもどかしいが、いくつかを抜粋して、ここで紹介させていただこう。
組み立て
タッチペンをタッチスクリーン上に置く。ドレミファソの“ソ”のタイミングで2つの部品の穴が重なるので、そこでタッチペンをはじき、棒を飛ばして組み立てを完成させる。もちろん音楽が流れていて、リズムに合わせて部品が動いているのだ。最初は部品の動きがゆっくりで簡単だが、曲が進むにつれ複雑になったり、視界が狭くなるなど、難易度が上がる。リズムに合わせてはじく楽しさを感じさせてくれるゲームだ。
ロボット工場
ベルトコンベアで流れてくる完成品のロボットに燃料を注入する、というゲーム。音楽に合わせてタッチスクリーンに触れることで注入開始。ちゃんと拍をとって(ロボットにより4拍、8拍など異なる)タッチペンを離せば注入成功だ。タッチペンを離すタイミングは早すぎても遅すぎてもダメで、ちゃんとしたリズム感が必要。ウラの拍子で注入しなくてはならないロボットもあるので、惑わされないように。
リミックス
4つのゲームをクリアするごとに現れるリミックスステージ。ここではそれまでにプレイしたゲームが別の曲にのっかって次々と登場する。ゲームごとに異なる操作の切り替わりに、的確に対応していかなくてはならない。展開がめまぐるしく難易度も高いが、うまくプレイできた時の高揚感もまた格別。何度も挑戦してベストなプレイを目指そう。
ピンポン
タイミングよくはじくことでピンポンのラリーを続けることができる。リズムから少しでもずれるとラリーが途切れてしまい、相手のサーブから再開となる。リズムに合わせればよいというのは分かっていながらも、スローな球、クイックな球などを使い分けてくるので、油断するとミスをしてしまう。個人的には難易度の高いゲームだった。
モアイソング
プレイヤーは右のモアイを操作する。左のモアイがワンフレーズを歌ったあとに、同じように歌わなくてはならないのだ。軽快な曲に合わせて「うーあっ、うーあっ」と歌うモアイが愉快だ。プレイをミスすると、鳥のフンが落ちてきて、何とも残念なことになってしまう。
しゅぎょう
「しゅぎょう」というタイトルなのに、なぜかまんじゅうを食べ続けるだけ、という、設定からしてシュールなゲーム。手の上に置かれたまんじゅうをタイミングよく食べよう。連続で置かれる時はミスをしやすい。ちゃんと合図があるので、聞き逃さないように。
組み立て2
プレイを進めると、一度登場したゲームに“2”がついて再登場することがある。基本ルールは変わらないが、新たな動きが加わっていたり、リズムが複雑になる、スピードが速くなるなど、難易度アップが図られている。組み立て2も、組み立てより手数が増えており、油断できない。
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