東京ゲームショウに向けて、冒険あり戦いありサスペンスあり:TECMO PRESS CONFERENCE 2008 AUTUMN(1/4 ページ)
テクモは9月3日、現在開発中の家庭用ゲーム機向け新作タイトルの紹介と、10月に開催予定の東京ゲームショウ2008の出展内容を発表した。スペシャルゲストとして登壇した西村京太郎先生のお誕生日会も!
西村京太郎先生お誕生日おめでとうございます
9月3日、丸ビルホールにおいてテクモが開発を行っている新作タイトルを発表する「TECMO PRESS CONFERENCE 2008 AUTUMN」が開催され、ニンテンドーDS用タイトル「ノスタルジオの風」をはじめ、Wii用ソフト「アルゴスの戦士 マッスルインパクト」、ニンテンドーDS用ソフト「DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ『金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影』」(以下、DS西村京太郎サスペンス2)など、期待の新作が発表。西村京太郎先生自らが特別ゲストとして登場した。また、10月9日から12日まで幕張メッセで催される東京ゲームショウ2008の出展内容にも触れ、当日テクモブースを盛り上げてくれるTGS2008 テクモサポーターに就任したタレントたちも駆けつけた。
冒頭、挨拶に立ったテクモ代表取締役会長兼社長の柿原康晴氏は、前任の代表取締役社長の安田善己氏が退いたことに伴い、9月1日付けで代表取締役会長兼社長に就任したことを改めて報告。経営方針として、「2006年度に作成した中期経営計画『テクモビジョナリー2010』の5カ年計画の中間であり、踏襲していくことは変わりなく、新規ユーザー層の拡充、内製外製問わないライン数の増加、タイトル数の増加を押し進めていく」とし、テクモの持つ技術力と企画力、総合した開発力が強みであると、今後もデベロッパーとしての実力&ブランド力をさらに高めることを宣言。テクモの開発スタジオとして有名なチームニンジャも新体制の元、世界市場を狙える3つのアクションンゲームを開発していることにも触れ、6月5日に発売されたXbox 360用ソフト「NINJA GAIDEN 2」が全世界出荷累計本数で100万本を突破したことを発表した。
テクモは先ごろ、スクウェア・エニックスによる友好的公開買付け(TOB)に伴い、“なんらかのアクションを期待する”と、9月4日までにテクモの取締役会から賛同の意見表明を求められている。そのタイミングでのカンファレンスだったため、何かしらのコメントがあるかと思われたが、柿原氏は特にこの件に関しては触れることはなかった。
先述したとおり、東京ゲームショウ2008においてテクモブースを盛り上げてくれるテクモサポーターも紹介され、カンファレンスに渡邊志穂さん、さとう里香さん、石田裕子さん、菊地亜沙美さんの4人が並ぶ。当日は、「クイズ!ヘキサゴンII」などで活躍する木下優樹菜さんらも加わり、彼女たちがさまざまなアトラクションに登場することになる。
なお、東京ゲームショウのテクモブースでは、フジテレビ系列で放送中の恋愛観察バラエティー「あいのり」がケータイ上で楽しめる「あいのり ラブワゴン」の展示も行われる。それに伴い、本物のラブワゴンが登場することも明かされた。
それではカンファレンスでフィーチャーされた、各タイトルについて紹介していこう。なお、各タイトルの紹介に立ったのは、「ノスタルジオの風」からはTeam TACHYON プロデューサーの菊地啓介氏、「アルゴスの戦士 マッスルインパクト」からは同じくTeam TACHYON アシスタントプロデューサーの高橋康明氏、「DS西村京太郎サスペンス2」からはゲーム事業部プロデューサーの設楽昌宏氏が登壇した。
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