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注目のWiiタイトルをプレイしてきました――ソフト体験会リポート「任天堂カンファレンス 2008.秋」(2/2 ページ)

「任天堂カンファレンス 2008.秋」では、恒例の体験会コーナーが開かれた。ニンテンドーDSiを体験できるエリアも大盛況だったが、WiiやDSの新作ソフトの体験コーナーもタイトルによっては30分待ちになるなど、活況を見せていた。

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●Wiiで遊ぶピクミン

photo 気のせいかもしれないが、グラフィックも若干きれいになっているように感じた

 もうひとつプレイできた「Wiiであそぶ」セレクションのタイトルが、「Wiiで遊ぶピクミン」だ。こちらもニンテンドーゲームキューブでヒットしたユニークなアクションゲーム。「♪ ひっこぬか〜れて〜 たたか〜って〜 たべ〜られて〜」の歌ももはや懐かしい。

 久々にプレイする「ピクミン」は、懐かしさを通り越して「あれ、何するんだっけ?」と、操作を完全に忘れている始末。宇宙船の下でAボタンを押してピクミンを呼び出してからは、少しずつ勘を取り戻していった。

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 操作感覚はほとんど変わらない。ニンテンドーゲームキューブ版との最大の相違点は、ポインタによる操作の追加だ。従来はオリマーが向いたほうにピクミンを投げていたが、本作ではポインタでピクミンを投げる位置を自由に指定できる。

 Wiiの操作方法を活かしたことで、純粋にプレイが快適になっているという好例なのではないだろうか。プレイしたことがない人は、これを機会にWiiでピクミンをやってみるといいだろう。未だ色褪せぬその魅力をぜひ味わってほしいところだ。


注目の2タイトルを一足お先にプレイしてみました

●街へいこうよ どうぶつの森

photo アイテム周りの操作は格段に向上している。温かみのあるグラフィックも健在だ

 「どうぶつの森」シリーズ最新作がいよいよWiiで登場する。その名も「街へいこうよ どうぶつの森」だ。今回はタイトルにもあるように村から街へとお出かけができる。試遊台では、その一連の流れを体験することができた。

 まず、自分の部屋からスタート。外に出てあれこれとやってみる。手に持つアイテムは十字ボタンの左右で簡単に切り替えられて、なおかつ、十字ボタンの下でサッとしまうことができる。「おいでよ どうぶつの森」などをやったことがある人なら分かると思うが、これはかなり便利な機能だ。

 アイテムはAボタンで使うことができるが、オノで木を切るなど一部の操作はWiiリモコンを振ることでも可能。移動はヌンチャクのコントロールスティックで、BボタンもしくはZボタンでダッシュができる。従来の世界観を完全に継承しながらも、画面はしっかりと美麗で、フィールドはおいでよ どうぶつの森以上に奥行きを感じられるものになっている。

 村のバス停でAボタンを押すとバスがやってくる。さてさて、街へお出かけだ。バスの中では運転手の微妙なトークが展開する。それもまた楽しい。街へ着いたら、お店がたくさんあり、人(動物?)がたくさんいるので、かなり賑やかだ。

 占い師のハッケミィさんの店があったので寄ってみると、相変わらずどうとでもとれるような占い結果を言い渡された。ブランドショップではケイトさんがお出迎え。相当高い洋服や家具などがひしめいているので、これらを手に入れるために、また金策に走らねばならなくなるだろう。

 街には靴みがき職人がいて、靴をみがいてくれる。靴をみがかれるとどうなるかというと、靴がピッカピカになる……わけではなく、靴の色が変わるのだ。明るい色の服を着ているのに、靴だけ青いとか、そういう時に靴の色を変えてトータルコーディネートを整えることができる、というわけだ。

 街を少し散策したあたりで体験は終了となったので全容は分からないが、街は相当広そうな印象だった。製品版でのお出かけが今から楽しみだ。


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●Wii Music

photo エアギターならぬWiiギター。クセになりそうな面白さだ

 10月16日に発売予定の「Wii Music」は、Wiiで自由に音楽を奏でられる、ユニークなゲームだ。試遊台では、3つの楽器を演奏することができた。

 最初はガイドスタッフの案内によりマリンバを選択。鍵盤を叩く打楽器なので、Wiiリモコンとヌンチャクをそのまま振り下ろせば音が出る。テトリと呼ばれるバックバンドとの演奏では、適当に叩いていてもそれなりに曲っぽくなるので、楽しくなってノリノリで叩いてしまった。

 ちなみにコントロールスティックを倒した状態で叩くとテュルルルンと鍵盤をなめるような演奏をする。CボタンとAボタンを押しながら叩くと同じところをトロロロロンと連打するプレイをし、ZボタンとBボタンを押しながら叩くとあちこちをピンポンパロロンと連打するプレイができる。

 次に演奏したのがエレキギターだ。ヌンチャクをヘッドに見立ててかまえ、Wiiリモコンをピックのように握ってつまびく。音が伸びている時にヌンチャクを揺らせばビブラート、コントロールスティックを倒せばキュイ〜ンとチョーキングだ。ギターでもテトリの伴奏でプレイしたのだが、これまたなかなか面白い。

 元々ギター暦20年くらいの筆者であるが、最近はとんとギターに触っていなかった。本物のギター演奏の楽しさとはまた違う、伴奏付きでお手軽に遊べるギターとして、Wii Musicのギターもいいんじゃないのと思わされた。


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 最後に演奏したのがトランペット。Wiiリモコンの頭の部分を口元に持ってきて、[1]ボタンと[2]ボタンを押せば、お手軽トランペッターの誕生だ。Wiiリモコンを下げれば音が弱まり、ぐいっと顔を上げてWiiリモコンを高く上げれば音が大きくなるというあたり、エモーショナルで実に楽しい。

 発表会の壇上で宮本氏が言っていたように、決められた楽譜をやり込む音ゲーの真逆を行く、超フリースタイルな楽器ゲーム。この新しい遊びは、ぜひ多くの人に体験していただきたい。

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