飯田和敏氏の謎の新作「ディシプリン」はWiiウェアで提供:東京ゲームショウ2008 マーベラスエンターテイメントブース
マーベラスエンターテイメントの新作発表会で、なんとも不思議なタイトルが披露された
マーベラスエンターテイメントのブースでは、サプライズを含む新作発表会が行われた。
まず、今冬発売予定の新作RPG「アークライズ ファンタジア」、2009年発売予定の「ヴァルハラナイツ エルダールサーガ」「朧村正」(いずれもWii)、「牧場物語」の新作「牧場物語 ようこそ! 風のバザールへ」(2008年12月18日発売予定、DS)「牧場物語 わくわくアニマルマーチ」(2008年10月30日に発売予定、Wii)の、最新映像を紹介。
「アークライス ファンタジア」について、同社の水谷英之プロデューサーは、WiiでRPGらしいRPGがなかったので新しいオリジナルを作ろうと思ったと語り、シリーズものが多いなか、あくまでオリジナルにこだわったタイトルだ。
「ヴァルハラナイツ エルダールサーガ」は、やりこみが楽しめる作品の特徴はそのままに、WiiのWi-Fiコネクションを生かし、友人と協力して敵を倒すなどの新機能が加わった。元禄時代を舞台にした和のイメージが印象的な「朧村正」は、ブースで試遊が楽しめる。プレイアブル体験者には、会場限定の「ヒロイン百姫のお守り」がもらえる。
2タイトルが発売になる「牧場物語」。DSで発売の「牧場物語 ようこそ! 風のバザールへ」は、北欧を思わせる村が舞台でこれまでとは印象が異なる作品。息を吹きかけて風車を回すなどDSならではの楽しみ方だ。自分の育てた作物をバザールで売ることができ、徐々にバザールを拡大していく機能などが加わった。Wii版「」は、家族がキーワード。、主人公が結婚し、子供が生まれた後に家族で牧場生活を楽しむ要素が盛り込まれた。どちらもブースで試遊が可能だ。
飯田和敏氏×マーベラスエンターテイメント=……海亀?
最後に、Wiiウェアで提供予定の「ディシプリン 調律帝国の誕生」がサプライズとして発表された。ゲームクリエーターの飯田和敏氏が数年にわたり構想を温めていたというタイトルだ。「海亀文庫」のロゴから始まるプロモーション映像をみても、どんなゲームなのかさっぱりわからない。映像の後に、マーベラスエンターテイメントの和田康宏氏とともに、飯田氏が映像にも出てきたコントローラーとおぼしき謎の棒を持って登場。
ただし「これはあんまりお見せできないんで」と見せるような隠すような思わせぶりな様子でますます謎は深まる。ゲームの内容は謎だが、飯田氏と和田氏のゲームへの思い入れは熱い。今日は「ディシプリン」の名前だけ覚えて帰ってもらえればいい(飯田氏)、ということなので、今後の展開を楽しみに待ちたい。
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