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スクウェア・エニックスとガスパワード・ゲームスが戦略的業務提携に合意――「Supreme Commander 2」開発へ

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 スクウェア・エニックス・ホールディングスの米国子会社であるSquare Enix, Inc.と、米ガスパワード・ゲームスは、戦略的業務提携に合意し、その第1弾として、両社はガスパワード・ゲームスのヒットシリーズ続編となるリアルタイム・ストラテジー・ゲーム「Supreme Commander 2」の開発に着手したと発表した。

 今回の戦略的業務提携は、スクウェア・エニックス・グループが推進している世界市場をターゲットとした欧米でのゲーム開発強化に向けた取り組みの一環であり、世界のゲーム市場において確固たる地位を築いているRPGに加え、リアルタイム・ストラテジー(RTS)への進出、タイトルラインアップの拡充を目標にしている。

 今回の提携に際し、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は、「欧米のゲーム市場は、当面持続的な成長が見込まれ、非常に大きな市場機会が存在しています。このように重要性の高い市場において顧客嗜好に合った商品/サービスを提供していく上で、ガスパワード・ゲームスのように高い実績を持つパートナーを得たことの意義は大きいと思います」とコメント。また、Square Enix, Inc.およびSquare Enix Ltd.代表取締役社長兼CEOの山本純氏は、「ガスパワード・ゲームスは、これまでに複数のオリジナルタイトルの開発に成功してきた実績を持つ開発会社であり、同社の優秀な人材とともに働けることを大変嬉しく思います。今回の戦略的業務提携は、優れた作品をスクウェア・エニックスから世界中のより多くのお客様にお届けする取り組みの重要な一歩となります」と述べている。

 ガスパワード・ゲームスは、PC向けゲームソフトのヒットシリーズ「Dungeon Siege」や「Supreme Commander」を生み出した現CEOのChris Taylor(クリス・テイラー)氏によって、1988年に設立された。クリス氏は、「スクウェア・エニックスのように著名なゲーム開発・販売会社と提携できることを大変光栄に思います。ガスパワード・ゲームスのスタッフ全員が今回の協業を大変喜んでいます。そして、その成果が世界中のゲームファンに喜んでいただけるのは間違いありません」とコメントを寄せている。

 なお、「Supreme Commander 2」のゲーム内容や対応機種、発売時期などの詳細については、今後の発表を待ってとのこと。

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