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あの「サターンPC」がパワーアップ!? 今度は「ドリキャスPC」だ!!日々是遊戯

以前紹介した「セガサターンPC」に続き、現在、秋葉原のツクモパソコン本店にて「ドリームキャストPC」が展示されている。今度はなんとBlu-Rayドライブ+HDMI出力搭載だ!

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ライバルはプレイステーション 3!?

 先週より、東京・秋葉原のパソコンショップ・ツクモパソコン本店1階にて、ドリームキャスト本体を改造した「ドリームキャストPC」の展示が行われている。

 ツクモパソコン本店と聞いてピンと来た人もいるかもしれないが、作者は以前このコーナーでも取り上げた「セガサターンPC」と同じ、同店スタッフのTKさん。前回はプレイステーション 2を基準に「DVDが見られる」スペックを目安に制作したとのことだが、今度のライバルはプレイステーション 3、ということでBlu-RayドライブとHDMI出力を新たに搭載。さすがサターンの上位機種だけあって、本体の小型化とともに、スペック面でもさらなるパワーアップがはかられている。

 特筆すべきはやはりその本体サイズで、ドリームキャスト本体が190ミリ×196ミリであるのに対し、今回使用したマザーボードは170ミリ×170ミリと本当にギリギリ。手に取ってみるとズッシリとした手ごたえがあり、中身のみっしり詰まった果物のような重量感がある。またこれだけ小さいと廃熱が気になるところだが、これについては本体底面に大型の冷却ファンを取り付け、ゲタをはかせて接地面との隙間を作ることで対処しているようだ。

 前面のコントローラ端子はUSBポートに改造されており、コントローラもこれに合わせてUSB仕様に。またビジュアルメモリは無線LANのアクセスポイントにもなり、これを介してPS3やニンテンドーDSなど、ほかのゲーム機を接続することも可能だという。単なるUSBメモリで終わらせないあたり、あいかわらずの芸の細かさだ。また制作中、手が滑ってうっかりBlu-Rayドライブを破損させてしまい、泣く泣くもう1台購入することになった――といった失敗談も語ってくれた。

 制作費は約10万円、制作期間は3日間。TKさんによればすでに次の構想もあるそうなので、次回作にも期待したいところ。同店のブログでは、TKさん本人による解説も掲載されているので、詳細なスペックや使用パーツなどを知りたい人はそちらへどうぞ。


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