2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界:感じるヴァナ・ディール(第8回)(2/2 ページ)
ヴァナ・ディールを旅して美しい風景と触れ合うSサイズのガルカのブラリ珍道中。今年も残すところあとわずか。2008年最後の連載になる今回は、星芒祭イベントやバージョンアップで追加されたコンテンツのプレイ「風景」をお届けします!
ダンジョンをオーダーできるモブリンズ メンズモンガー
2008年12月18日に「モブリンズ メイズモンガー」という新たなコンテンツが導入された。ジュノ下層にあるゴブリンが経営するショップ「Muckvix's Junk」のNPC「Goldagrik」からもらえる専用のアイテム「メイズタビュラ」「メイズバウチャー」「メイズルーン」を使って、冒険者自らがメイズ(ダンジョン)のクリア方法、出現する敵の種類や能力などをオーダーできるという、これまでの「FFXI」にはないコンテンツで、参加可能人数は1〜6人となっている。
詳しい解説はお決まりのセリフ「公式ホームページを参考に」で済ませるとして、実際にプレイした感想としては、小規模のアサルトと言ったところか。出現する敵の強さは基本的に、パーティメンバーのなかで最もレベルが低い冒険者に合わせられるようだ。それならソロでも何とかなるかと思ったら大間違い。かく言う僕も一度ソロ(赤魔道士)で挑戦してみたところ、敵の強さは「ちょうど良い相手」から「強そうだ」までのレベルで、ソロだとかなり厳しい。ギリギリの戦いで何とか1体の敵を倒したものの、それ以上は進めないと判断して退散してしまった。明らかに消化不良だった僕は、友人に連絡して6人パーティを結成し、再びメイズへと潜ることにしたのだ。
今回のメイズはメイズバウチャー01でクリア条件を「敵の殲滅」に、そしてメイズルーン106で「メイズパール」の所持アリ、メイズルーン109で入口にいるPackapicからテンポラリアイテムを購入できるように設定した。というか、これらのメイズ専用アイテムは、最初にGoldagrikからもらえるもばかりなので、メイズを始めて間もない冒険者はすべてこの設定になる。メイズ内を徘徊する敵は、スケルトン族とエレメンタル族の2種類。どちらも厄介な敵である。今回はパーティメンバーの中に黒魔道士がいなかったため、エレメンタル族の殲滅に時間がかかった。とは言うものの、制限時間30分以内に敵を全滅することに成功し、見事クリアとなった。やはりパーティメンバーがいると心強い。
クリア条件を満たすと出現する宝箱を開けると、経験値と専用のポイント「モブリンマーブル」が手に入った。モブリンマーブルはテンポラリアイテムと交換する際に必要になるほか、Muckvix's JunkにいるNPC「Chatnachoq」がメイズタビュラ、メイズバウチャー、メイズルーンと交換してくれる。なお、モブリンズ メイズモンガーは地球時間で1日に1回のみプレイ可能だが、ほかの冒険者に便乗すれば何度でも楽しめる。つまり繰り返しプレイすれば、メイズのオーダーも思いのまま。ダンジョンメイク系のゲームが好きな冒険者は、やみつきになりそうなコンテンツだ。
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