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「イース」らしさは日本側スタッフの手で――CJインターネット「イースオンライン」体験リポート(3/3 ページ)
CJインターネットは4月上旬に、MMORPG「イースオンライン The Call of Solum」のプレオープンサービスを行う。プレイヤーの意見を集約し、今後のアップデートの参考にするのが目的というが?
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プレイしてみた印象を述べると、クリック型の3D MMORPGとしてよくこなれており、すでにかなり細部まで作り込まれていたようだ。プレイヤーキャラクターの挙動が全体としてややふわふわしていること、敵が倒されるときのモーションがちょっと粗く、ノックバックに類する演出がないこともあって、爽快な打撃感とまでは言いづらいのだが、例のクエストカードやアーツビルドの利用で、プレイがテンポ良く進められそうな点は好印象だった。
街やNPCは丁寧にデザインされ、フィールドで上を見上げると、遠くに有翼人の遺跡ではないかと思われる巨大な遺跡が霞んで見えたりして、このゲームなりの「イース」に対するこだわりも感じられる。
CJインターネットでは今後、主にアップデートを通して追加されるクエストや演出で、「イース」らしさを徐々に打ち出していく予定だそうで、ドギやアドルといったおなじみの登場人物に関しては「当面は出ない」という、やや含みのありそうな説明だった。
ともあれ、日本ファルコム公認のもとで、あえて自由にデザインされたという「イースオンライン」であるから、「イース」らしさを性急に求めるのではなく、まずは最新のMMORPGとして、操作の快適さや戦術性、グラフィックスの美しさを存分に味わってみるのが正解のようだ。
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