4年ぶりのシリーズ新作であり13作目となるWindows向け「信長の野望・天道」は、前作「信長の野望・革新」で導入されたリアルタイム制を継承しつつ、“城を巡る戦い”から“領地を巡る戦い”まで幅広い戦略を選ぶことができるようになっている。今回、戦闘に関わる重要な要素として、陣形や軍事施設を紹介する。
軍事施設を極める
砦や兵糧庫といった軍事施設を建設することで合戦を有利に導くことができる本作では、領地を巡る攻防戦を有利にする砦、櫓、狼煙台、兵糧庫、陣屋といった5種類の軍事施設が存在する(狼煙台は敵部隊に対し奇襲を仕掛けられる施設。兵糧庫は自軍部隊の士気低下を防ぐ施設。陣屋は、部隊を留めることで士気を回復させる施設)。軍事施設は工作隊で建築し、敵部隊の移動経路や、自勢力の進軍ルートに建築していくことになる。
プレイヤーは、集落を守るために砦を建て、部隊の士気を維持するために兵糧庫を建てるなど、攻守に応じた使い分けを見極めることが重要となる。
また、軍事施設とは別に、「支城」を建てれば前線が強化できる。支城にも集落を繋げば、城とほぼ同等の機能が備えられるというわけだ。
陣形を極める
戦闘では、陣形を組むことで大きな効果を生むこともある。プレイヤーは、最大5部隊を、陣形を組ませて行動させることが可能なのだが、陣を組んだ5部隊は常に行動をともにするため、戦況を踏まえた見極めが必要となる。場合によっては裏目に出ることだってありえる。
なお、陣形は戦法連携が発動する確率を高める「鶴翼」、足軽隊や騎馬隊の攻撃力を高める「魚鱗」、弓隊や鉄砲隊の攻撃力を高める「雁行」、全兵科の攻撃力を高める「偃月」、全兵科の破壊力を高める「鋒矢」、全兵科の防御力を高める「方円」、戦法に対する防御力を高める「衡軛」、機動力を高める「錐行」、城を包囲攻撃するための「包囲」と9種類ある。それぞれ効果が異なるので、編制した部隊の力を最大限に発揮できる陣形を選ぶことが肝要だ。
戦法連携を極める
部隊が戦闘状態に入ると、徐々に闘志がたまっていく。闘志がたまれば、強力な攻撃「戦法」が発動できるようになる。1人の武将が1つの戦法を持つため、誰を出陣させるかで戦況はガラリと変化することになる。
なお、戦法を発動した部隊と同じ兵科ならば、連携攻撃をする場合もある。こうした連携を狙って参戦武将を選択し、陣形を組むのもよいだろう。ちなみに、同じ陣にいるすべての部隊の能力を高める戦法もある。使える武将はわずかだが、一発逆転の効果を生むこともあるかもしれない?
「信長の野望・天道」 | |
対応機種 | Windows |
ジャンル | 歴史シミュレーションゲーム |
発売予定日 | 2009年9月4日 |
価格(税込) | 1万1340円(「プレミアムBOX」:1万3440円) |
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