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新しい村、新しい狩場、そして魅惑の新要素……。ようこそ、新たなモンスターハンターの世界へ!「モンスターハンター3(トライ)」プレイインプレッション(3/3 ページ)

ひとあしお先に「モンスターハンター3(トライ)」を体験プレイしてきた。シングルモードの舞台となるモガの村を中心にリポートしよう。

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 今回のプレイで筆者が気になったもうひとつの要素が“ハンターノート”だ。

 ハンターノートは「ハンターの心得」や「モンスターリスト」「調合リスト」がまとめてある便利なノート。従来の作品ではモンスター情報は行商人などから買うことで手に入れていたが、本作ではクエストに出かけている間に自分でモンスターを登録することになる。

 今回はWiiリモコン+ヌンチャクスタイルでプレイしたのだが、この場合、クエスト中にハンターノートを開いてZボタンを押すと、ポインターと登録アイコンが表示される。登録したいモンスターにポインターを合わせてAボタンでつかむことで登録が完了する。単純な話、出会っていないモンスターの情報は得ることができず、逆に言えば出会って登録さえすれば、その後モンスターの情報をいつでも閲覧できるということだ。これは今までになかった面白い要素だと言っていいだろう。

ハンターノートを開いて、アプトノス情報をキャッチ! 大型モンスターの場合は見つかる前か、狩猟後に忘れずにやりたいところだ

 ハンターノートにはさらにユニークかつ便利な機能が搭載されている。ハンターノート内のメモ帳を活用することで、プレイの指針がより鮮明になるのだ。村人が欲しがっていてプレイヤーが探してこなくてはならないアイテムや、今後の武具加工に必要なアイテムなどを、忘れないようにメモしておくことができる。これは本当に便利! 今までは「あの武器を手に入れるには、○○の鱗があと3つ必要で、○○の甲殻と○○の逆鱗があと1個ずつかぁ……」という時に、ノートやケータイでメモをとっていた人も多いのではないだろうか。本作ではそのメモ作業をハンターノートが一手に担ってくれる。より目的意識を持った狩猟をすることが可能になるはずだ。

必要なのは鉄鉱石……。そう心に刻んで、ハンターノートにも刻めば、目的を見失うことはない

 ちなみに今回は、Wiiリモコン+ヌンチャクを使ったフリースタイル操作でスラッシュアックス、ハンマー、ランス、ボウガンを装備してみた。それぞれ独特の挙動があり、特に新しく登場するスラッシュアックスは、新鮮かつカッコイイ! 斧と剣の自在な切り替えと属性解放突きがうまく決まれば、今まで体験したことのない気持ちよさを感じられるだろう。

 ハンマーやランスにも新たな攻撃や連繋があり、少しのプレイではうまくつかめなかったが、慣れれば今まで以上にバリエーション豊かな動きでモンスターを翻弄できそう。ボウガンについては、もっともWiiリモコン+ヌンチャクスタイルと相性がいいのではないかと思った。やはりガンシューティング向きなプレイスタイルと遠距離から弾を撃つボウガンは感覚的に近いものがある。筆者はクラシックコントローラで始めようかと思っていたが、ケースによってはWiiリモコン+ヌンチャクスタイルでのプレイもいいじゃないの、と思った次第である。

 いまだ見ぬ村、いまだ見ぬモンスター、いまだ見ぬ武器や防具……。本作はただの続編ではない。何もかもが一新されていて、新たな狩猟体験の幕開けを感じさせてくれる。今回は残念ながら協力プレイを確かめることができなかったが、ひとたび発売されれば、街には大勢のハンターがひしめき合い、新たな狩り仲間たちとのエキサイティングな狩猟の連続が待っていることだろう。新要素満載の「モンスターハンター3(トライ)」で熱く暑い狩りの夏を満喫してほしい。

「モンスターハンター3(トライ)」
対応機種Wii
ジャンルハンティングアクション
発売予定日2009年8月1日
価格(税込)7340円
プレイ人数1〜2人(オンライン時は最大4人)
CEROC(15才以上対象)
拡張コントローラヌンチャク、クラシックコントローラ対応

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