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ついに3万円を切った新型PS3は、ゲームユーザーの「こころ」を動かすことができるか?「プレイステーション」戦略発表会(2/2 ページ)

ソニー・コンピュータエンタテインメントは8月19日、東京・秋葉原にてプレスカンファレンスを開催。より薄く、小さく進化した新型プレイステーション 3をあらためて披露した。

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新しいプレイステーションのブランドテーマは「こころは、もっと動く」

SCEJ シニア・バイスプレジデント 金 勲(キム・フーン)氏

 また、新型プレイステーション発売に伴い実施される「ブランドキャンペーン」については、ショーン氏にかわり登壇した金氏が説明。

 金氏によれば、今回のキャッチコピーは「こころは、もっと動く。」。金氏は最初に「日本には“エキサイティング”が足りない」と切り出すと、大胆にも「プレイステーションには、そんな閉鎖的な現実と無力感を治す力がある」といきなり提唱。日常生活において人々が感じなくなっていた感情を、ゲームがふたたび呼び覚ますことで、プレイステーションの新たな価値を作っていこう、というのが金氏の戦略だ。

 テレビCMやWebサイト、体験キャラバンなど、新型プレイステーション3発売に伴うプロモーションは、基本的にすべてこの「こころは、もっと動く。」を共通のキーワードとして展開されていくことになる。

今の日本に足りないのは「エキサイティング」
閉塞的な現実を、プレイステーションは打ち破ることができる
新たなブランドテーマは「こころは、もっと動く。」

 そしてこれらを実際に結びつけるのが、「playface.jp」というWebサイト。ここではプレイステーションで遊ぶ人たちのさまざまな「表情」に焦点を当て、さまざまなシーン、角度でこれを撮影。「プレイステーションで遊ぶと、人間はこんなにも表情豊かになれる」ということを見せることで、新しいプレイステーションのブランドを定着させていくという。

 これらの「表情」はテレビCMでも使用されており、また秋から冬にかけて開催される体験キャラバンなどを通じて一般ユーザーの「表情」も随時追加。またサイト上では、追加された「表情」への人気投票も行われ、ランキング上位者には総額1000万円相当のポイントが贈られるという。体験キャラバンは東京、大阪を中心に行われるほか、お台場のメディアージュでは10月1日より常設もされるとのこと。キャンペーンに参加してみたい人は、こちらをチェックしてみてほしい。


テレビCMの一場面。「表情」だけにテーマを絞った、かなり思い切った構成だ
「playface.jp」では、何人もの人々の「表情」が並べられている
体験キャラバンで使用されるという撮影装置。これで人々の「表情」をとらえるとのこと

「playface.jp」では総合格闘家の山本KID徳郁さんをはじめ、俳優の窪塚洋介さん、映像作家の高城剛さんの表情も見られる

発表会後、会場では新型PS3の実機も展示されていた。本体に刻まれているPS3のロゴが変わったのが分かる

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