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デジタルの未来を体感できる「DIGITAL CONTENT EXPO 2009」が開催中です日々是遊戯(1/2 ページ)

最新のデジタル技術が一堂に会する、「DIGITAL CONTENT EXPO 2009」が今年も東京・お台場にてスタートしました。さて、今年のトレンドは?

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ソニーの立体ディスプレイが初出展

メイン会場となった日本科学未来館

 現在、東京・お台場の日本科学未来館&東京国際交流館において、経済産業省および財団法人デジタルコンテンツ協会が主催する「DIGITAL CONTENT EXPO 2009(DCEXPO)」というイベントが開催中です。

 「DCEXPO」とは、CGやバーチャルリアリティといった未来のデジタルコンテンツ技術が一堂に会する、ちょっとユニークな展示会イベント。期間中、会場内には50以上もの企業や研究室がブースを出展し、流行のAR(拡張現実)系技術をはじめ、ようやく普及のきざしが見えてきた感のある3Dディスプレイ、一風変わった入出力インタフェースなど、それぞれ最新の研究成果や芸術作品などを一般に公開してくれています。

 純粋なゲームイベントというわけではありませんが、まだ商品化もされていない最先端の技術にいち早く触れられるのがDCEXPOの面白いところ。昨年(仰天の最新デジタル技術が集う「DIGITAL CONTENT EXPO 2008」が開幕)に続き、今年も遊びに行ってきましたので、以下、個人的に気になった技術、ブースなどを写真でお届けしたいと思います。


今回もっとも注目を集めていた、ソニーの「360度メガネなし立体ディスプレイ」。中央に映し出された映像は、専用のメガネなど一切不要で、しかも360度どの方向から見ても立体映像として見ることができます。まだ試作段階のため構造、技術などについては一切答えていただけませんでしが、この立体感は一見の価値あり

クレッセントの「超Immersive デジタルモックアップシミュレーションシステム」。ユーザーの映像をリアルタイムで3DCGに変換し、仮想空間内に映し出すことができます。レースゲームなどと組み合わせれば、「プレイしている自分の姿」を運転席に表示させることもできそう

価格も下がり、ようやく普及のきざしが見えてきた3Dディスプレイも多数出展。3Dディスプレイ対応コンテンツの一例として、Xbox LIVEアーケード初の立体視対応ソフト「インヴィンシブル タイガー ザ レジェンド オブ ハン タオ」(バンダイナムコゲームス)も展示されていました

公立はこだて未来大学のイカ型ロボット「IKABO」。2本の触手は、Wiiリモコンとヌンチャクを傾けるだけで誰でも簡単にクネクネ動かすことが可能できます。そのほか耳が動いたり、頭が光ったりといったユニークなギミックも

東京工業大学・電気通信大学の「Haptic Ring: Touching Virtual Creatures in Mixed-Reality Environments」。AR技術を利用した、いわゆる「バーチャルペット」ですが、指先につけたリングにより、ペットに「触れた」感覚も体験できるのが大きな特徴。あと、位置検出にWiiリモコンを使っているのもユニークでした

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