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あの傑作SF小説が、新たな物語で再び映画化! 「時をかける少女」完成披露試写会

筒井康隆さんの傑作SF小説「時をかける少女」が新たな物語として映画化され、2010年3月に公開される。11月11日に開催された完成披露試写会に仲里依紗さん、中尾明慶さん、谷口正晃監督が登壇した。

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 短編小説として発表されてから45年、筒井康隆さんの傑作SF小説「時をかける少女」が新たな物語として生まれ変わり、再び映画化される。その完成を祝し、11月11日に舞台挨拶つきの完成披露試写会がスペースFS汐留で開催された。

 舞台挨拶には主人公の芳山あかり役を演じた仲里依紗さん、あかりがタイムリープした先の時代で出会う溝呂木涼太役を演じた中尾明慶さん、本作の監督を務めた谷口正晃監督が登壇した。

左から谷口正晃監督、仲里依紗さん、中尾明慶さん

アニメ版「時かけ」のヒロインを演じた仲さんが、本作でも主演を演じる

 仲さんは2006年に公開された、アニメ版「時をかける少女」(細田守監督)でも主人公の声を担当している。アニメと実写で演じ方の違いはあったのだろうか。

「アニメと実写はまったく別物と考えています。アニメを演じさせてもらった時はこの作品に出会えてよかったなと、すごく思ったんですよ。それまで自分の声が嫌いだったのに、アニメに出演したことをきっかけにすごく好きになって、私の声って意外といけるじゃんって思えるようになったんです。だから、いつかまた『時をかける少女』でお仕事したいなって思っていて、今回主演をやれるとあって不安だったんですけど、一所懸命やるしかないと決めて頑張りました」(仲さん)


 今作で、主人公のあかりは2010年から1974年へとタイムリープする。1974年の日本であかりは、映画監督志望の大学生・溝呂木涼太と出会う。自分が生まれていない時代に生きる青年を演じる中尾さんは「役作りっていうところにおいて苦労は無かったのですが、挑戦はたくさんありました。今までは現在に生きる役が多かったのですが、今回は生まれてない時代の人間ですから。1974年当時に、本当にロン毛の人がいるとは思えなくて……。でも吉田拓郎さんとか松田優作さんとか、当時の資料を監督からいただいて勉強しました」と語る。


1974年の衣装に身を包んだ中尾さんは、昔のさんまさんにそっくり?

 1974年の、レトロなスタイルに身を包んだ中尾さんの恰好は予想以上に似合っていたようで、仲さんは「昔の明石家さんまさんみたいでした」と絶賛。中尾さん自身も、「確かに、さんまさんも絶対に若い時の俺に似てるっていうと思うんですよね」と苦笑する。しかし、70年代のファッションや街の雰囲気などについては2人とも古いと感じることはなく、おしゃれで勉強になると思ったそうだ。

初代「時かけ」の監督を務めた大林監督も絶賛

 本作が監督デビューとなる谷口監督は、初代劇場版の監督である大林宣彦さんに本作をご覧いただいたことを報告した。

「大林さんのお眼鏡に適うかドキドキしましたが、とても喜んでいただけて、すごく温かな言葉をかけてくださったんです。中でも嬉しかったのは出演者のことをすごく褒めてくださったことで、新しいヒロインの繊細な芝居がこの映画を支えてますねとおっしゃっていただきました。大林監督の作品では主演だった芳山和子や深町一夫という役は別の俳優さんに演じてもらってるんですが、『ちゃんと芳山和子と深町一夫に見えました』と太鼓判を押していただいて、本当に嬉しくてホッとしました」(谷口監督)

 最後に、仲さんがファンへのメッセージを述べて舞台挨拶は終了した。「人それぞれ感じ方や捉え方は違うと思うんですけど、今までの『時をかける少女」のファンもさらにファンになれる『時をかける少女』だと思うので、ぜひ自分も時をかけているような気持ちで何回も観てください」

 2010年版の「時をかける少女」は、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町1丁目にて2010年3月に公開される。

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