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第21鉄 デジタルな汽車旅はいかが? 「A列車で行こう9」でお好みに杉山淳一の +R Style(4/6 ページ)

好きな列車を走らせたい、旅の舞台となる風景を作りたくなった――。そんな願いをかなえてくれるゲーム「A列車で行こう9」が、2010年1月に発売される。シリーズの最新作はどのような汽車旅を楽しませてくれるのだろうか。

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マップは最大10キロ×10キロ。どんな路線を再現しようか

 ゲームの舞台として、あらかじめ達成目標を定めたマップがいくつか収録されている。このほかに、ユーザーが任意のマップを作成できるコンストラクションも含まれる。地形を自動生成するツールもある。そうなると、やはり実在の地形に挑戦してみたい。

 ゲームで再現できる空間は10キロ四方とのことだ。前作の4倍という。では実際に10キロ四方というと、どんな鉄道路線が再現できるのだろうか。GoogleMapsで10キロ四方を切り取ってみた。まずは山手線。南北に細長い路線のためすべては入らない。しかし、中央線から南半分は再現できそうだ。東京駅、品川駅、渋谷駅、新宿駅などが含まれる。前作同様、山手線と総武線のE231系、中央線のE233系、京浜東北線の209系とE233系、東海道線のE233系、211系などが収録されており、再現性は高いはずだ。


より大きな地図で A9 10km×10km 検証用 を表示

 続いて大阪環状線を見てみよう。こちらは丸いし、コンパクトな路線だから、10キロ四方にすっぽり入る。曲線の半径が増えたから、今宮駅〜天王寺駅間の関西本線並行区間もきれいに造れるだろう。大阪駅では東海道線の複々線と並べたい。ただし、曲線対応のホームはなさそうなので、駅の配置は工夫が必要かもしれない。大阪環状線用の103系、201系は今回ももちろん収録。さらに新車両として381系の「くろしお」色や「やくも」色も登場する。


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