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鈴村健一初のツアーが大成功のうちに閉幕! 「KENICHI SUZUMURA 1st Live Tour 2010“Becoming”」(1/2 ページ)

人気声優、鈴村健一さんのライブが開催された。

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 アニメ「空の境界」の黒桐幹也役などで活躍する鈴村健一さんの初ツアー、「KENICHI SUZUMURA 1st Live Tour 2010 “Becoming”」の東京公演が1月31日、SHIBUYA-AXで開催された。

 ステージがライトアップされて白いジャケット&デニムのパンツに身を包んだ鈴村さんが登場すると、会場が大歓声で包み込まれる。ライブは鈴村さんのデビューシングルである「INTENTION」から始まり、「ツアーファイナルへようこそ! みんな最後まで盛り上がってくれ!!」と声高らかにライブの開幕を宣言し、駆け抜けるように「レールウェイ」までを熱唱する。


鈴村健一さん

 年を跨いでのツアーだっただけに、まだ年を越していないような心境だと冗談を飛ばして観客を笑わせた後は「いぬ331」を歌い、この曲にまつわるエピソードとライブへの思いを語った。

鈴村さんが語る、自身の性質

 「この『いぬ331』という曲について“331”って何なのか聞かれます。僕が飼っているももとアイビーという2匹の犬が我が家にやって来たのが3月の末で、誕生日を一緒にしてあげようと思って3月31日にしたんです。その子たちからヒントを得て書いた詩だったので、うちの犬に捧げる歌でした。この曲は4年前に作ったミニアルバム「box universe」の中に入っている曲なんですが、今回こうやって新しく作り直したことにはすごく意味があるんです。

 4年前に作った当時も僕なりにやりきったので悔いがあるわけではないのですが、僕は毎日常に新しいことをやっていたいと思っていて、今回の曲を今の自分が歌うとどうなるのかと思い、ランティスさんにお願いしてやってみたんです。同じところに留まっているのを嫌う性質を僕は持っていて、常に新しいことをやりたくて、今回のライブもそんな思いでやりました。



 今の自分ができることは精いっぱいやっているつもりなんですけど、どうしてもそういう性質ですから、ちょっと先を見たくなって背伸びをします。背伸びするには何か足りなくて、ずっと何かを追いながら今回のツアーをやってきました。今日は背伸びした分に手が届くように頑張りたいと思います。みなさん見ていてください」(鈴村さん)

 観客の大きな拍手を受けた後は有言実行だ。ツアー恒例となった「シンプルな未来」でのコール&レスポンス、アコースティックでしっとり聴かせた「スケッチ」&「そりゃそうです」、どんな人も関わりを持っていて一人で生きているわけではないというメッセージを込めた「12月の空」と、新しいことをやっていたいという生き様の通り、一辺倒ではないステージングで会場に居る全ての人々をBecomingへ誘う。



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