クラスが違えば戦略も変わる――「ファイナルファンタジーXIV」(1/4 ページ)
βテスターサイトがオープンし、いよいよ動き出したスクウェア・エニックスがサービス予定の「FFXIV」のクラス詳細が公開された。
スクウェア・エニックスが2010年サービスを予定しているプレイステーション 3/PC用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」に登場するクラスを改めて紹介する。「FFXIV」のβテスターサイトが3月11日にオープン。にわかに動きだした「FFXIV」に登場するクラスからその世界観を感じ取っていただきたい。なお、ここで紹介するものだけではないが、クラスを紹介する写真は左が初期の装備、右が成長後の姿となる。
攻守自在のディフェンダー「剣術士」(Gladiator)
短剣から長剣まで、諸刃の直剣から片刃の曲刀まで、幅広い種類の斬撃主体の片手剣「佩剣」を主武器とする近接ファイター。さまざまなシチュエーションでの戦闘を余儀なくされる剣闘士の技を源流としているため、盾を持てば仲間を護る重戦士に、片手を空ければ攻撃主体の軽戦士にと、フレキシブルに戦場での役割をチェンジできる。斬ったり突いたり投げたりと、戦術の幅が広いのも特徴。
パーティでの役割としては、「斬撃」と「刺突」という2つの攻撃体系を駆使し、さまざまな種類や装備の敵に対応できることと、盾の運用も得意とするクラスのため、敵の注意を引き、攻撃を一身に集めつつ、仲間を守護する役目が想定される。
アビリティ
- 「剣の喝采」:剣の切っ先を振り、敵に挑戦する(敵の注目を集める)
- 「カバー」:背後の味方を護る(背後にいる仲間のダメージを肩代わりする)
- 「ランパート」:剣による防御に注力する(物理防御と魔法防御を向上させる)
- 「プレシジョン」:足を踏ん張り、剣による攻撃に注力する(回避を捨て、代わりに命中を向上させる)
- 「イージスブーン」:盾に隠れつつ、自らの回復を図る(盾でガードした際、ダメージをHPに変換する)
ウェポンスキル
- 「ファランクス」:盾の後ろから剣を繰り出す(盾でガードした直後に放つと、斬撃を加え、敵を怒らせる)
- 「レッドロータス」:炎を宿した剣で斬りつける(敵に火撃を加える)
- 「シールドバッシュ」:盾で殴りつける(敵に打撃を加え、かつ詠唱を中断させる)
- 「スピンストローク」:フェイントをかけつつ、剣で斬りつける(敵に斬撃を加え、かつ自分が狙われていなければ、さらに追加ダメージを与える)
- 「サークルスラッシュ」:周囲を剣で薙ぎ払う(周囲にいる敵に斬撃を加える)
変幻のストライカー「槍術士」(Lancer)
長いリーチを生かした、敵アウトレンジからの刺突が魅力の「長槍」を主武器とするファイター。刺突以外にも、斬撃や打撃など武器の選択によって多彩な攻撃が選択できる。強盛を誇ったアラミゴのパイク兵の影響で、かつては柄の長さを競う風潮があったが、現在は多様な形式の槍が混在している。通例、槍術士は遠距離戦用に投擲槍ジャベリンも携帯するとのこと。
パーティでの役割としては、槍の長いリーチを生かし、間合いに入られない限り、比較的安全な距離から安定した攻撃を繰り出し、敵の注意を逸らしたり、仲間の攻撃を間接的に支援したりといった、多彩な戦術行動をとることが挙げられる。
アビリティ
- 「鼓舞」:槍旗を掲げ、士気を鼓舞する(パーティメンバーが目標を攻撃した際にTPを与える)
- 「フェロシティ」:全力で槍を突き出す(HPを削り、次の一撃で大ダメージを与える)
- 「気合」:自身に活を入れる(HPを削り、TPを増加させる)
- 「コルーション」:仲間の陰から槍を突き出す(敵の注目を仲間に集めつつ、その奥から攻撃を繰り出す)
- 「竜剣」:槍を巧みに操り、敵を翻弄する(槍で敵の回避力を下げつつ、HPを吸収する)
ウェポンスキル
- 「オーバーラン」:槍を構えて突進する(敵が自分を感知していない時に放つと、高速接近して刺突を加え、自分のTPを向上させる)
- 「フェイント」:フェイント後に、狙い澄ました一突きを放つ(敵に攻撃を回避された直後に放つと、必ずヒットする刺突攻撃となる)
- 「足払い」:低い姿勢で、槍で打ち払う(自身の前方、扇状の範囲にいる敵の足に打撃を加え、動きを封じる。ただし、空を飛ぶ敵には無効)
- 「ムーンライズ」:槍で突き斬る(斬撃を加え、敵のTP上昇を抑制する)
- 「スキュアー」:渾身の一突きを放ち、敵を怯ませる(狙った敵と、その間にいる敵すべてに刺突を加える。地上の敵は動きが鈍くなる)
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