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いっきのおしらせWeekly Access Top10

あの「いっき」が、脅威の進化を経て帰ってくるらしい。

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 「いっき」は、サンソフト(サン電子)が1985年7月にリリースしたアーケードゲームです。同年、11月にはファミリーコンピュータに移植され、知名度は全国区となりました。ただ、その知名度の上げ方は、ちょっといわく付きだったようです。

 「いっき」は農民の「ごんべ(権べ)」が1人蜂起するといった内容で、正確には一揆の様相を呈していない。単騎駆け(馬には乗りません)した権べに立ちはだかるのは、忍者や腰元とこれまた一揆の際に登場する抵抗勢力としては首をかしげる者たち。たまに出現する幽霊(?)に付きまとわれたりしながら、落ちている小判をすべて拾うか、ボスとなる代官を捕まえればステージクリアとなります。

 なにげに武器の自動標準攻撃やプレイヤーの不利益になるアイテムなど、今のゲームにもつながる新機軸も取り入れていました。

 さてこの「いっき」、前述したとおりゲームとして正統な評価ではないところで名を挙げました。有名な話ですが、イラストレーターのみうらじゅん氏がファミコン版を遊んだ際、「一揆は一人や二人でするものではない」として、本作に「クソゲー」という言葉を定義したのです。以後、クソゲーゆえに愛すべきタイトルとして、長く人々の記憶に刻まれることになりました。

 そんなみんなが大好きな「いっき」が帰ってくるとなればもう、皆さんそりゃ注目しますよね。

 そういえば話は変わりますが、オンラインゲームメーカーのYNK JAPANが、4月1日をもって社名を「WeMade Online」に変更しています。そんなお知らせでした。

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