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「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」記者発表会開催――各界から集まった5人のサポーターたち(1/2 ページ)

エレクトロニック・アーツ株式会社は4月15日、国立競技場にて「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」の記者発表会を行った。

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FIFA公認の唯一のサッカーゲーム

 エレクトロニック・アーツは5月13日、プレイステーション 3、PSP、Xbox 360、Wiiの4機種から発売される「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」の発売を記念し、記者発表会を行った。

 まず初めに登場したのは、エレクトロニック・アーツのセールス&マーケティングディレクター・林秀樹氏。林氏は「今回、4作目になる南アフリカ大会は、これまでのゲームとひと味違う楽しさをみなさまにお届けできるのではないかと思っています。ワールドカップの興奮をゲームで味わっていただくべく、さまざな工夫をこらしています」と挨拶をした。

 続いて登場したのはプロデューサーの牧田和也氏。牧田氏はゲームの内容について「FIFA公認の本物感」、「遊びやすさ」、「ゲームモード」という3つのキワードを語った。

エレクトロニック・アーツのセールス&マーケティングディレクター・林秀樹氏
プロデューサーの牧田和也氏

ゲームを語るうえで欠かせない3つのキーワード

ブブゼラを披露する牧田氏

 まず牧田氏が語ったのは「FIFA公認の本物感」だ。FIFA公認ということで、実際の大会で使用される10カ所の公式スタジアムをゲーム内で完全再現している。また、紙吹雪や紙テープ、選手の影やカメラのフラッシュなど数多くの演出にこだわり、今までにない“本物感”を表現していると語った。また、サウンド面の解説で登場したのが、南アフリカの民族楽器「ブブゼラ」。個性的な音色を奏でるこのブブゼラを、牧田氏は実際に披露する場面もあった。

 続いて解説されたのは“遊びやすさ”について。今作は従来なかった「2ボタンコントロール」というシステムがあり、パスとシュートの2ボタンだけを覚えていればゲームを遊べるモードが搭載されている。これについて牧田氏は「もちろん従来のモードもあるので、ライトユーザーにもコアユーザーにも楽しんでもらえるようになっています。勝つことよりも参加して楽しんでいただきたい」と説明する。

 最後に登場したキーワードは“ゲームモード”。最初に紹介された「2010 FIFA ワールドカップモード」には199チームが参加し、最大32チームをプレイヤーが操作することができ、親善試合、予選、決勝などが行えることが紹介された。

 次に解説されたのは「南アフリカへの道 予選ストーリー」というゲームモード。これは、これまで実際に行われた50以上の予選リーグを途中からプレイできるモードだ。ユーザーのプレイによって、勝っていたチームが負けたり、負けていたチームが勝ち進んだりと、ユーザーの手によって歴史を変えることができるシチュエーションモードとなっている。また、実際の決勝大会が行われた翌日には、決勝のストーリーを無料でダウンロード提供することを明らかにした。

 次に登場したゲームモードは「キャプテンモード」という育成要素を含んだもの。ひとりの選手となり、その選手を育て、最終的にワールドカップ優勝を目指すというもの。またオンラインでの対戦結果を国ごとに表示し、どの国が一番ゲームがうまいかなどを反映する「バトルオブネイション」というモードの解説も行われた。

これらはWiiの画像。FIFA公認ということで、全世界のチームが参戦。好みのチームを使って南アフリカ大会を楽しむことができる

こちらはプレイステーション3、Xbox 360の画像。紙吹雪のひとつひとつまでしっかり描かれ、臨場感を演出している

こちらもプレイステーション 3、Xbox 360の画像。選手たちの動きや、AIも進化し、より一層白熱した試合が楽しめる

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