「FFXIV」でプレイヤーがまず悩むであろう、18のクラスを紹介する(2/2 ページ)
現在クローズドβテスト中のWindows/PS3用MMORPG「ファイナルファンタジー XIV」でプレイヤーが選択できる職業(クラス)を紹介する。
ギャザラー
採集用具の専門家。生産の材料を採集することで経験値を稼ぐクラスで、探索と採集が主な仕事となる。
採掘師(Miner)――地底のエクスプローラー
鉱石や原石、化石の採掘、石材の切り出しなど、およそ岩石に関わる仕事すべてに精通するギャザラー。「ピック(鶴嘴)」を主道具とする。主な取引相手は鍛冶師や彫金師。かつて鉱山都市であったウルダハ発祥の鉱業技術を習熟しているため、鉱脈探査や土木作業など仕事の幅は広い。彼らの間では定説となっている大陸漂流説から、放浪の神オシュオンを崇める者が多い。"
園芸師(Harvester)――自然のバトラー
野菜や穀物、繊維作物の栽培、果樹の植林、野草の採取、用木の伐採など、生きている植物に関わる仕事すべてに精通するギャザラー。「ハチェット(手斧)」を主道具とする。主な取引相手も、木工師、裁縫師、錬金術師、調理師など、実に多岐にわたる。水利の発達したグリダニアで花開いた農芸を基礎としており、植物の恩恵に浴すだけでなく、心を通わせることにも重きを置いている。
漁師(Fisherman)――水辺のパイオニア
魚介に関わる仕事に精通するギャザラー。主道具は「フィッシングロッド(釣竿)」。磯釣、川釣、船釣を活動の中心とし、季節、時間、天候に応じて、ポイント、用具や餌を臨機応変に選択する能力が問われる。また海洋、河川、湖沼、地底湖など幅広いフィールドを活躍の場とするため、護衛役としてファイター系のクラスを雇うケースも多いようだ。
クラフター
エオルゼアでの冒険や生活に欠かせない武器や道具、防具、その他、必需品を生産、販売、修理するのがクラフターの仕事となる。エオルゼア経済を支える一員としての役割は大きい。なお、鍛冶の生産には各属性の「クリスタル」が必要となる。
木工師(Woodworker)――樹木のエキスパート
「ハンドソー(手鋸)」を主道具とする、木工製品のクラフター。剛性、靭性、重量、価格などさまざまな木材の特性に精通。素材を活かした器具や家具作りを信条とする。木工技術は、リムサ・ロミンサでは造船、イシュガルドでは高層建築を中心に発達してきたが、特に周辺に良質な木材の宝庫を有するグリダニアでの発達は目覚ましく、巨大建造物から祭祀の仮面まで幅広い分野で利用されている。
鍛冶師(Blacksmith)――鋼鉄のアーティスト
鉄を加工し、道具や武器を生みだす金属のクラフター。「クロスペインハンマー(十字鉄鎚)」を主道具とする。工房で剣を鍛えたり、キャンプ地で短剣を研いたりと、時と場所を選ばず商売できる。その源流は古く青銅時代にまで遡り、その頃より徒弟制によって連綿と受け継がれてきた伝統の技と、銃砲のような最先端の技とが渾然としており、流派も多い。
甲冑師(Armourer)――板金のスタイリスト
板金加工を得意とする甲冑のクラフター。主道具は「レイジングハンマー(打出鉄鎚)」。金属板を打ち出した板金鎧から、鎖を綴じた鎖帷子まで、さまざまな甲冑を作りだす。かつては鍛冶師が甲冑製作も行っていたが、板金術の発達に伴い、高度な専門テクニックを要するものとなったため独立。現在では世間でも専門職として認知されている。
彫金師(Goldsmith)――七宝のマエストロ
金銀などの貴金属、ルビーなどの宝石を用いてアクセサリを作りだす、貴金属製品のクラフター。主道具は「チェイサーハンマー(彫金鎚)」。また武器や道具、防具に装飾を施すことで、より美しく強化することも得意とする。基本的に扱う素材のほとんどが高価なため、自ずとハイリスク・ハイリターンの宿命を負っており、市場を読む力が問われるクラスと言える。
革細工師(Tanner)――皮革のスぺシャリスト
なめし革を縫い合わせて、ブーツ、ベルトなどの皮革製品を作りだすクラフター。主道具は「ヘッドナイフ(革包丁)」。狩猟を生業とする者から日々持ち込まれる毛皮や鱗皮など多彩な皮を値踏みし、買い付けるのも仕事。フォレスターの秘伝だった高度ななめし技術が解禁されたため、昨今は市場に流通するさまざまな製品に革が利用されており、仕事は多い。
裁縫師(Weave)――流行のパイオニア
「ニードル(縫針)」を主道具とする衣服のクラフター。繊維を集めて糸を紡ぎ、糸を集めて布を織り、布を集めて衣服を仕立てる一連の仕事を、一手に任ずる繊維の専門家である。また人びとの多様な嗜好に応えられるよう、流行のリサーチやコーディネイトの提案も大切な仕事。紡車を回して人びとの命数を紡ぐとされる女神ニメーヤを信奉する者が多い。
錬金術師(Alchemist)――黄金のドリーマー
鉱物、霊物、呪物、神物など万物に精通するクラフター。主道具は「アレンビック(蒸留器)」。物質を変質させることを旨とし、人びとを癒す秘薬と苦しめる劇薬という、背反する効能の薬品を作りだす。エオルゼアで系統立てた技術として確立したのは近年。近東より伝わった古式錬金術を基にするが、ララフェルの本草学やミコッテの神秘学も混在している。
調理師(Culinarian)――六味のマジシャン
食材や調理法に精通した食のクラフター。主道具は「スキレット(平鍋)」。炎、水など属性を帯びた美味しい料理で人びとの御腹を満たす。有史前より専門職として確立していたが、レシピ本が刊行され、統合的な技術として認識されたのは近年。食通であり、自らも戦艦の厨房に入り浸りだった半西紀前のリムサ・ロミンサ提督シャーククリーバーの功績による。
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