MMOなのにソーシャルゲーム!? ガマニア渾身のMMORPG「DIVINA」の魅力に迫る(3/3 ページ)
8月中旬よりクローズドβテストの実施が予定されている、ガマニアデジタルエンターテインメントの新作MMORPG「DIVINA」。他のMMORPGには見られない、その特徴的システムとは?
「かゆいところに手が届く」親切さを
最後に、日本版のディレクターを務める、ガマニアデジタルエンターテイメントの稲川義章氏に、クローズドβテストに向けての意気込みなどをうかがった。
―― 「ルーセントハート」に続く、自社開発タイトル第二弾となりますが、前作の開発や運営から生かしたことなどはありましたか?
稲川氏 キャラクターのグラフィックやエモーション、それに世界観の作り方などについては、「ルーセントハート」のノウハウがかなり活かされていると思います。またインタフェースの使いにくさなど、「ルーセントハート」にあった“かゆいところに手が届かない”点を反省し、今回はかなり遊びやすいシステムを心がけたつもりです。
―― かゆいところに手が届かない、というのは具体的にどのあたりが?
稲川氏 例えばホットキーの変更を自由に行えなかったり、ショートカットバーの形を変えられないとかですね。ほかにもオートラン機能を追加したり、WASDキーによる移動が可能になっていたりと、遊びやすさにはかなり注意しています。
―― オートラン機能は初心者にはかなり便利ですね。
稲川氏 それから「ルーセントハート」では、度重なるサーバーダウンや不具合などでユーザー様にご迷惑をおかけしてしまった。ここは我々も大いに反省していて、そのためにも今回は先に香港でサービスすることにしたんです。
―― 日本ならではの展開などは考えていますか?
稲川氏 まだいろいろと仕込んでいる段階ですね。今のところ考えているのが、キャラクターのボイスを変えるパッチ。有名な声優さんはもちろんのこと、例えば「ニコニコ動画」で人気のある投稿主さんを起用するなど、みなさんに楽しんでもらえるような企画を進めていきたいと思っています。
―― それでは最後に、クローズドβテストに向けての意気込みなどをお聞かせください。
稲川氏 今回は特に「ユーザーにより近い運営」を心がけています。「ルーセントハート」では不具合やサーバーダウンなどで多大なご迷惑をおかけしてしまいましたが、まずはその負のイメージを払拭するのが第一。お知らせひとつとっても迅速な対応ができるよう、運営からサポートまで、まさに全社一丸となって対応していきたいと思いますので、ぜひともご期待いただければと思います。
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