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気になる新作タイトルが盛りだくさん!! EA Tokyo Showcase 2010で発表された数々のタイトルを一挙紹介(1/3 ページ)

東京ゲームショウ2010を翌日に控えた9月15日、京王プラザホテルでエレクトロニック・アーツの新作カンファレンスが行われた。EA最高執行責任者のJohn Schappert氏も登場した今年のEA Tokyo Shoucase2010では、グラスホッパー・マニファクチュアが開発を行う「シャドウ オブ ザ ダムド」をはじめ、さまざまなタイトルがお披露目された。

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国内外メディアを招いて行われた新作発表、今年の隠し球は?

 昨年に引き続き、東京ゲームショウ開催前日に行われたEA Tokyo Showcase。新たに発表された新作タイトルのカンファレンスをはじめ、様々なタイトルが実機で展示され、国内外のメディアが多数取材に訪れていた。会場を昨年の六本木から新宿に移し、より規模が大きくなったEA Tokyo Showcaseの内容をたっぷりお届けしていこう。

 今回、カンファレンスが行われたタイトルはニンテンドー3DSのガーデニングゲーム「MyGarden」、そして、Wii・プレイステーション 3・Xbox 360・PCで展開する箱庭ゲーム「Create」、超人気サッカーゲームの最新作「FIFA 11」、日本人格闘家が多数参戦する「EA SPORTS 総合格闘技」、さらに、超グロテスクな描写と演出で世界中のプレイヤーに悲鳴を上げさせた「Dead Space」シリーズ最新作の「Dead Space2」、そしてカルトな人気を誇るアクションアドベンチャー「Alice in nightmare」の続編としてリリースされる「Alice Madness Returns」、最後に隠し球として登場したのがグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏、Tangoの三上真司氏らによる新作アクションゲーム「Shadows of the DAMNED(シャドウ オブ ザ ダムド)」の8タイトル。さっそく、明らかになった新タイトルの内容をお届けしていこう。

今回の会場は京王プラザホテル。海外のメディアの方々も多い
発表されるタイトルごとに登壇者が入れ替わる

カンファレンス後に公開された試遊イベントでは、PlayStation3、Xbox 360が多数設置され、国内外のメディアが先を争って新作タイトルをプレイしていた
特に人気が高かったのは、カンファレンスではプレゼンされなかったが、過激なアクションが魅力のTPS「BULLETSTORM」だ

EA初の3DSタイトル「My Garden」でデジタル世界の園芸家に!

 カンファレンスで最初に紹介されたのは、発売日の発表が待たれる新ハード、ニンテンドー3DS向けのタイトル「My Garden(仮題)」。EA+箱庭作り、ということでイメージされるのは、「ザ・シムズ」シリーズだが、本作も同シリーズと同じ「EA Play」レーベルにカテゴライズされる、ファミリー向けのラインアップとなる。

 登壇した本作のプロデューサーPhil Katz氏は、「My GardenはTanukiがあなたを一人前の庭師へと育ててくれます。そして、あなたは6つの個性的な庭を移っていくことができます。現在お話できるのは、砂漠の風景、日本の庭園、そして夜の屋上庭園。さまざまなモードで集められる植物は300以上です」とゲームの概略を説明、また「珍しい鳥を引きつけるために、口笛を吹いたり、招かれざる客を追い払うのに、ニンテンドー3DSを揺すったり、といった行動も可能です。そのほかに、自分の庭を探索するための3Dカメラも使用することができます」という。

 カンファレンスで発表された内容としては、「北米でニンテンドー3DSと同時発売」という情報のみで、日本での発売は未定だが、上映されたスライドの中でゲーム内で日本語ローカライズで表示されたシーンもあったため、期待できるのではないだろうか。

My Gardenのイメージショット。タッチペンの操作などは、既存のニンテンドーDSとあまりかわらないようだ
本作でプレイヤーをサポートしてくれる「Tanuki」だが、どう見ても、アレですよね……
今回発表されたマップの数々。和風テイストのものや、砂漠風のものなど、さまざまなものが用意される予定だとか

色とりどりの花、そして庭に訪れる昆虫や鳥など、さまざまな動植物がゲームの中には登場するようだ

キノコ栽培もガーデニングに欠かせない要素なのだろうか? ちなみに相棒のタヌキは、動物名のタヌキではなく「Tanuki」という名前の相棒だそう

EAのクリエイティブ精神が見事に発揮された、新感覚パズルゲーム「Create」

 「Create」はその名の通り「なにか」を「クリエイト」するゲームだ。今年の11月にWii・プレイステーション 3・Xbox 360・PC・MacでリリースされるこのゲームについてEmily Newton Dunn氏は「本作のデザイン哲学は“What if”です」と説明。

 プレイヤーは、マップ内にオブジェクトを好きなように配置でき、さまざまな仕掛けを作ることができる。ぱっと見た感じでは、ゲームというよりは、物理衝突や、重力の判定を実装したツールに近いもの、といえるかもしれない。また、一つのマップごとに、さまざまなチャレンジが用意されており、それらをクリアしていくことで、新たな要素がアンロックされていく、という。イメージ的に、ソニーの「リトルビッグプラネット」や、ニンテンドーDSで発売された海外作品の「Scribblenauts」に近い印象を受ける。

 セッション内で上映された、ゲームプレイを実際に行っているムービーでは、直感的なインターフェースが採用されており、スムーズなクリエイションを楽しむことができそうだ。

 こちらも日本での発売は未定とのことだが、日本の職人的なプレイヤーが世界を「あっ」と言わせるマップを公開してくれることを心待ちにしたい。

左側の写真には、自転車の下にスケートボードが、右側には、自転車の下にサーフボードが敷かれている。これでいったいどんなギミックが発生するのだろうか?

ベースが同じマップでも、作る人によって、マップのイメージは大きく異なる。プレイヤーのクリエイティブ精神をくすぐるタイトルといえるだろう

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