「エヌ・シー・ジャパンが行く!」イベントリポート ――「タワー オブ アイオン」Ver2.0アップデート記念パーティー(1/3 ページ)
大型アップデートを控えたエヌ・シー・ジャパンの大作オンラインRPG「タワー オブ アイオン」の、バージョンアップ記念パーティーが開催された。
エヌ・シー・ジャパンは10月23日に、オンラインRPG「The Tower of AION」(タワー オブ アイオン)の、Ver2.0アップデート記念パーティー「エヌ・シー・ジャパンが行く!」を開催した。
パーティーでは、Ver2.0に関しての新情報公開や、ユーザーと開発者による「ミーティング」、さらにいくつものイベントアトラクションが開催された。今回は、新バージョンに関する新情報と、パーティーの様子をお届けする。
本記事では、パーティーを時系列順に掲載している。以下はイベントの進行表なので、記事を見る助けとしていただければと思う。
イベントアトラクション「種族対抗クイズバトル!」――ディープなファンも唸る超・難問が連発
まず、パーティーの最初に行われたイベントは、超難易度のクイズ「種族対抗クイズバトル」。ルールはいたって簡単、参加者が天族チーム・魔族チームに分かれてクイズに挑戦し、最終的により多く正解したチームが勝利となる。
第1問は、ゲーム中の案内標識に書かれている距離の単位は? という問題。どれほどゲームをやりこんでいても、そうそう気が着くものでは無いハズだが、両種族ともに正解。しかし、その後もまた凶悪な問題が続き、2・3問目は両種族正解なし。そして、4問目の「武器についたエフェクトを見て、これが何のアイテムで強化されたもの?」という難問に、なんと天族が正解!
最後の問題も両種族正解し、天族の勝利で終わるかと思いきや、魔族代表タナベ氏が「もう一回! もう一回やろ?」と拝み倒し、泣きのもう一問が出題されることになった……が、両種族不正解。さらにさらに泣きのもう一問……は、天族が正解したため、流石に終了となった。
アップデートカンファレンス「タワー オブ カンファレンス」――これを見れば一発、Ver2.0の情報全部集めました!
このカンファレンスは、大型アップデートであるVer2.0についての情報を、現在公開されている情報を含めて掘り下げていくものとなる。
そこにゲストとして呼ばれたのは、タワー オブ アイオン海外開発チームリーダーであるイ ジホ氏。今回のアップデートの詳細な内容について、開発者であるイ氏本人から直接話が聞けるという趣向のカンファレンスだ。イ氏は、公開している情報、していない情報含め、アップデートに関する様々な情報を語ってくれた。
バージョンアップによって変化/追加されるもの
- レベル上限の開放(50から55に上昇)
- 新規地域である龍界の開放
- コンテンツ間の関係性をより強化
- 要塞戦システムの増強
- レイドボスコンテンツの大量追加
- ソロ(一人)用インスタントダンジョンの追加
- モンスターAIの改良
- ペットの追加
- 飛行時専用の高速通路「風道」の追加
- 職業ごとにスキルが5つ追加
- スティグマスキルが5つ追加
タワー オブ アイオンの特徴とも言える、要塞戦には大きく手が加えられている。今回は種族ごとに2つの城が用意され、それらを制圧することで「中立地域」へと続く通路が開かれる、といった仕組み。つまり、敵を倒しに行くには通路をまず開く必要があるというわけだ。この「中立地域」には、今回の目玉ともよべる「最終ダンジョン」が用意されている。そして中立地域抜けて、相手種族の白二つを制圧した場合、今回のバージョンで最も協力なレイドボスと戦えるとのこと。高い壁が幾重にも用意されているが、そこはプレイヤーたちの腕の見せどころといったところだろう。
また、ソロ(一人)用インスタントダンジョンは入手できる経験値が多めに設定されており、クリアすると、限定のペットが入手できる。インスタントダンジョンには低レベル用の「ハラメル」を初めとして「おもしろさ」を主眼において制作しているとのこと。当然、レベル50に至っているプレイヤー用にもインスタントダンジョンも用意されており、更なる高みを目指す人にもオススメだ。
気になる「ペット」システムについても、いくつかの情報が公開された。現在実装予定としているペットの種類は全部で3種類。エサをあげるとプレゼント(アイテム?)をくれるペット、インベントリを拡張してくれるペット、敵の出現を感知してくれるペットがあるそうだ。
ストーリーに関しては「今までは、天族・魔族は龍族に攻撃される立場でしか無かったが、これからは、天族・魔族から龍族を攻撃してゆく立場へと変化した」とコメント。多くの調整と同じく、大きな変化を感じさせるストーリーだ。最後にイ氏は、次のカンファレンスでもう一度壇上に上がることを約束して、このカンファレンスは終了となった。
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