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「エヌ・シー・ジャパンが行く!」イベントリポート ――「タワー オブ アイオン」Ver2.0アップデート記念パーティー(2/3 ページ)

大型アップデートを控えたエヌ・シー・ジャパンの大作オンラインRPG「タワー オブ アイオン」の、バージョンアップ記念パーティーが開催された。

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イベントアトラクション「爆走! マイロード6!」――たとえ獣の中・罠の中、プレイヤーたちの意地を見よ!

 カンファレンスから10分間ほど休憩を挟んでスタートしたのは、2つめのイベントアトラクション「爆走! マイロード6!」。今度のアトラクションは、参加者たちが実際にゲームをプレイし、オリジナルダンジョン攻略に挑むというもの。勝負はポイント制、ダンジョンには6つの部屋と「火炎の支配者 タハバタ」が存在する。部屋であれば一部屋を攻略で1ポイント、タハバタを討伐することで1ポイントを得られる。


 スタート! と言うが早いか爆発の音が速いか。6つの部屋の前にあるエントランスに続く道には大量のトラップが仕掛けられていた。どう見てもタワー オブ アイオンの世界に無さそうな、ビームを乱射してくるオブジェクトが行く手を阻む。天族司会のアオキ氏が「これってアイオンだよね?」とコメント、会場全体から「あんたが言うか」という目線を一身に浴びていた。

大人気無いほどに凶悪な部屋ばかり。「30分では絶っ対に攻略できないように作ってます!」と語る司会の二人。それでいいのか!?

 先に通路を抜けたのは魔族、左端の部屋に直行する。遅れて天族も続く。中はボス級モンスターやトラップが大量に押し込まれた部屋ばかり。しかし、両種族とも意外に順調に進んでいた。25分が経った時点でのポイントは、天族が4部屋攻略とタハバタ討伐で合計5ポイント、魔族が5部屋攻略でまた5ポイントと、なんと同点。最後の部屋をどちらが先に攻略するかが勝負のカギとなった。

 最後の勝負を制したのは……凄まじい速度でタハバタを討伐した魔族チーム! 結果、両チームとも30分で全部屋を攻略できてしまった。最後にアオキ氏とタナベ氏が「タハバタじゃあヌルいのかなぁ、次はルドラあたりで行こうか」と語り、「爆走! マイロード6!」は終了となった。

イベントアトラクション「タワーオブミーティング」――開発担当がどこまでも明かす、貴方の要望は叶うかな?

 本パーティーのカンファレンス第2弾。こちらは、1つ目のカンファレンスとは少し毛色の違うものになっていて、これまでユーザーから要望・意見の多かった事柄に対して、今後の対応を見当する、というものだ。会場には目安箱ような意見BOXが設置されており、後半はその中から司会のアオキ氏とタナベ氏が抽選したものを直接開発者に伝える、というシーンもあった。

 そこで壇上に呼ばれたのは、先程のカンファレンスで壇上に上がったイ氏と、タワーオブアイオンの日本プロダクツマネージャー、ジャン ションシヨン氏のお二人。


 最初に議題に上がったのは、サーバごとにおける種族の勢力バランスについて。詳細なグラフが公開され、現状の問題を自ら明らかにした。ジャン氏は「皆さんが最も望んでいるのは、種族間のバランスを良くしてくれ、ということなのだと思います。しかし、何か一つを直して、すぐになんとかなるという問題では無いと思っています。ですので、継続的な対策を講じて行きます」とコメント。

 指摘されていた劣勢バフ(ある一定よりも劣勢に立った種族の能力が、一律強化される効果)の、非合理性。ワールド移動の統合による、種族バランスの崩れに関してもまた、長期的な対策を考えているとのこと。

 次に「今後のアイオンのビジョンについて」という議題に移り、サプライズの「Ver2.0 日本独自仕様」の公開が始まった。


Ver2.0 日本独自仕様

  • 主IDの、全レアリティアイテムドロップ率上昇(Lv45まで)
  • 主IDの、再入場時間短縮
  • デスペナルティなどの、成長ストレスの軽減
  • クエストExpとギーナの報酬増加
  • 6つ目のキャラクタースロット追加
  • キョオウ! の追加

 そしてさらにさらに、初公開情報! 「Ver.2.1 黄金時代」が、11月31日に開始される。全てのインスタントダンジョンのアイテムドロップ率が上昇し、ほぼ全てのコンテンツでのストレスが軽減されているバージョンのようだ。

 ここから、目安箱に投入されたアンケートの読み上げに入った。開発側のイ氏とジャン氏の二人は、生の声を聞けるとあって、気持ち緊張気味だったようにも見えた。ここからは、質問の中のいくつかを抜粋して紹介する。

Q1 スク水の実装はまだですか?

アオキ ヤラセですか?

タナベ いやマジです。

 個人的には私も欲しいんです。

(会場爆笑)

ジャン 水着は、既に用意してますが……。

 前向きに……検討します?


Q2 ドロップ率を上げて、ついでに水着を実装してください。

ジャン ドロップ率に関しては、改良の予定があります。

タナベ おお!


Q3 同族プレイヤーバーサスはできないの?

タナベ これも、かなりよく出てくる意見なのですが、システム上の問題で“すぐ”というわけにはいきません。

アオキ と、いうことは?

タナベ 時間をかけて、何年か続けばもしかしたらあるかもしれません。


Q4 全アイテムに形状加工できるようにしてほしい。主に耳。ネコミミ。

ジャン それに関しても、少しづつ形状加工のアイテムを増やしているところです。

タナベ 最終的には、全部のアイテムを……ですね。

アオキ で、ネコミミの方は?

 既に準備はできております!


Q5 おっぱいを揺らしてください

 良い質問ですね!

ジャン しかし、モーションキャプチャーなどの問題で、どうしたらいいのか……。


Q6 サブクラスは実装されないの?

タナベ これは、欲しい人多いんじゃないですか?

ジャン そうですね、確かに要望の声は多いです。

 これもまた、システム上の問題で難しいところです。


 ひと通りの質問に答え終えると、イ氏もジャン氏も緊張がかなりほぐれたようで、朗らかな顔も少し見て取れた。最後にジャン氏は「ただゲームコンテンツが増えるだけでは“新世界”とは言えない。運営も、ゲームも、新たな世界をお客様に見せたい」と発言し、ミーティングを締めくくった。

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