EAブースはプチE3状態! あの悪役も幕張にやってきた！

　4年ぶりのブース出展となったエレクトロニック・アーツ。映画タイトル・スポーツタイトルを中心に幅広いラインナップを誇る同社だが，今回は「メダルオブオナー・ライジングサン」と「007：エブリシングオアナッシング」（いずれもPS2/GCで，両プラットフォームとも試遊台あり）に絞っての展示。

　「エブリシングオアナッシング」のスペースはバーカウンター風で，既報通りボンドガールがゲームの進め方を手取り足取り教えてくれる。

　「メダルオブオナー」はE3で上映したデモを再現したパールハーバー体感シアターに，ジャングル風の試遊スペースではガナルカナル上陸作戦ステージを体感できる。コンパニオンももちろん兵士風。ブースの作りがゲームショウというよりはE3？

　E3といえば，セレブがやってきてサインなどのファンサービスをしてくれるのも来場者の楽しみの1つ。

　E3取材チーム（つーか筆者（笑））も過酷な取材スケジュールの合間を縫ってシド・ミードに会ったり，ジョン・カーペンターに会ったり，トロンの監督と……（編：仕事しろよ。　筆者：記事を書いてるから仕事です）

　そんなリッチなE3らしい体験をEAは用意してくれました！（ただしビジネスデーのみ）私を愛したスパイでロジャームーア演じるボンドを苦しめ，エブリシングオアナッシングでもプレイヤーが演じるボンドを苦しめるジョーズことリチャード・キール氏がゲームショウのためだけに来日！

　　来場者に通常では味わえない体験を味あわせてもらえたのだ。

　さて，エブリシングオアナッシングはボンドらしいスマートなスパイ体験を堪能できるサードパーソンビューのアクション。

　ジェームス・ボンドはもちろんピアース・ブロスナン。ボンドガールは13ゴーストのシャロン・エリザベス，ムーラン・ルージュに登場するレディ・マーマレードの1人であるシンガーのMya（テーマソングも歌う），日本からは伊東美咲嬢が日本人ボンドガールとして登場する。

　そして黒幕はグリーンゴブリンことウィレム・デフォーと，とてもゲームとは思えないキャスティングを実現。

　シリーズ配給元であるMGMが「今年のボンドは映画じゃなくゲームで登場する！」というくらいの超大作プロジェクトだ。

　先にも言ったが，ボンドガールがレクチャーしてくれるので，プレイするのが初めてでも心配はご無用。ジェームスボンドになりきってゲームの腕を披露しよう！

　今回はブース未出展の注目タイトルも壁面のモニターでデモを上映中。SSX3や，ロード・オブ・ザ・リング：王の帰還，久々の国内投入となるNeed for Speed: Undergroundなどが上映されているのでこちらもチェックだ。

　そして，これは一部読者的には重要事項なので，いち早くお知らせしたい。

　「スターウオーズ：ローグスコードロンIII」（GC・11月21日発売予定）に，ベクタースキャンの名作3Dシューティング・1982年版スターウオーズ（アタリ社製アーケード版）を収録予定！

　オールドゲーマー感涙のボーナスコンテンツ（人によっては本編より価値があるかも）の行く末は要チェックだ!!

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