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向谷実,新作トレインゲームを大いに語る! |
2003年9月27日
「電車でGO!」のタイトーと「トレインシミュレーター」が夢のコラボレートする,PS2版「トレインシミュレーター&電車でGO!」の発表を記念して,今回のTGSで“トレインシミュレーター&電車でGO!”スーパーステージが開催された。
ステージには「ニンジャウォリアーズ」などゲーム音楽の名曲群で一躍名を馳せたタイトー社内バンド“ZUNTATA-J.A.M.”が登場!
幕張には4年ぶりの登場と言う“ZUNTATA-J.A.M.”は,インベーダー25周年記念曲をはじめ,今冬に発売が予定されている新作格闘アクションゲーム「武刃街 BUJINGAI」で使われる最新曲を演奏!
ゲームミュージックらしいアツい曲を作ってみたとのコメントどうり,その迫力あるサウンドにファンから歓声が挙がっていたぞ。
そして,やはり最後はお馴染みの名曲“電車でGO!”を熱唱!
まさか30才になって「この曲を歌うことになるとは……」と照れる"“ZUNTATA-J.A.M.”だったが,’99年にこの曲が生み出された当時と,同じアツいソウルに会場が震えた!
次いで,鉄道ゲームファンの神様にして音楽プロデューサー・向谷実氏が,開発途中の「トレインシミュレーター&電車でGO!」(12月18日東京急行編)を引っ下げステージに登場した。
「できたてのほやほやと言うか,バージョン0.7」なので,すぐフリーズする」と笑顔で語る向谷氏。
環境設定も披露しては「あっ!これ以上動きません!」,新画面も「ここはここは飛ぶから駄目」「そこは大丈夫かも」などなど,開発バージョンを逆手に取った軽快なトークで会場を湧かせていた。
今作の東急線で使用されている5000系車両の解説では,運転席に余計なモノ(多機能ディスプレイ)が装備されて作るのが非常に面倒だったとの秘話も聴けた。
「“各停”“長津田行き”の凄さを分かってもらえるでしょうか?」の向谷氏のコメントに会場爆笑!
「?」となる取材班。
要は,実際の東急では,各駅停車の長津田行は,途中急行に追い抜かれるのだが,東急線のダイヤが無茶苦茶で再現が非常に難しいということらしい(違っていたらスマン)。
ほかにも信号や効果音などにも異様なまでのコダワリを持たせているという。 ATCがどーした,こーしたという専門用語で説明するたびに盛り上がる会場。「?」「?」ますますサッパリ何のことだか不明で,その場のノリについていけない取材班。うーんSBGはヲタクぞろいですが「鉄ちゃん」がいないのが痛かった(苦笑)。
また,従来ソフトごとに専用のコントローラ必要とされていた「電車」シリーズの専用コントローラーだが,今回,一台で各機種に対応するため,汎用性のある物を開発中途のこと。これで,ソフトが発売されるたびにコントローラーを買う必要がなくなりそうだ。
ただ,向谷氏のトークは実に軽快で,「いつもゲーム中には気合いを入れた音楽を入れているんですが,ユーザーにはすぐ飛ばされてしまう」と苦笑い。
鉄道に詳しくなくても本当に楽しい。なお,タイトーブースでは,この「トレインシミュレーター&電車でGO!」がひと足先にプレイ可能!
ファンはぜひ立ち寄ってみよう。
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