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カプコンのCERO18歳推奨タイトルブースに潜入! |
2003年9月30日
TGA開催直前に発売された「Grand Theft Auto III」(GTA3)が好評のカプコン。東京ゲームショウでは,これと「The Getaway」の試遊スペースが設けられていた。
これらの作品はCERO18歳推奨タイトル(認定済み)。
ただし,本作は映像はもちろんゲーム内容も非常にインモラルな作品。
まぁ,そんなわけで「入場には誕生日の分かる身分証明書必須・未所持者はプレスでも入場不可」という措置が取られていた。
なお,身分証なしで入ろうとしたらガードにつまみ出されましたので,やむなくパスポート(担当は無免)を持っていきました……。
GTA3試遊スペースは囚人護送車をイメージしたレイアウト。
ここに銃を持ったお仲間(?)が登場し,護送車を襲撃するショーが。これはGTA3の冒頭部分のイメージだ。
GTA3の試遊では冒頭部分ということもあり,ゲームの自由度はプレイヤーによっては体験することができなかったかもしれないが(冒頭2ミッションは固定のため強制的に発動する)ゲームの持つ退廃的な雰囲気は体感できたはず。
「世界一危険なロンドンツアー」がキャッチフレーズのThe Getaway(ゲッタウェイ)は旧シグノシスの再構築で誕生したSCEEの開発チーム「TEAM SOHO」による,映画をプレイするような感覚のクライムアクション。
E3の時点(ヨーロッパでは約半年間の発売期間)で欧米で250万本を売り上げた実績を持つ。
リアルなロンドン(広告まで再現されている)の町並みで繰り広げられるカーチェイスや実際の映画俳優をスキャニングし再現したキャラクターによるカットシーンはまさに「プレイするロンドンギャング映画」。
本作では誘拐された息子を救うため,ロンドン暗黒街の黒幕に強要されて様々な対立するギャングを襲撃するというのがゲーム序盤のストーリー。
そんなわけで試遊スペースではゲーム中に登場する女暗殺者に強要されて(?)ゲームをプレイすることに(写真がないって? そりゃ撃たれるから(笑))。
クライムアクションゲーム,特に両作品のように犯罪者側について遊ぶゲームは,「ゲームとしては面白いんだけど,設定としてはどうかと……」と,SBPのゲーム媒体の編集部でも賛否両論あるのだが,海外ではさまざまなフォロワーも登場して,一大ジャンルになりつつある。
ゲームはゲーム,とあくまでも割り切れる大人のゲーマーなら一度は触れて欲しいと思う。
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