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HALF-LIFE2シアターで未来のゲームを実感 |
2003年9月30日
既報の通り,ATIのブースでは「HALF-LIFE2」のシアター形式によるデモンストレーションが行われた。
同ゲームは米Valve社が開発。HALF-LIFEの正当続編にあたり,E3ではその高度な技術を一目見ようと同社のシアターに絶えず人が訪れていたことで有名。
基本的にコンシューマーゲームがメインの展示会である東京ゲームショウではあるものの,このシアターにはこの先進的なゲームを一目見ようと多くのゲーマー(といっても外国人がちょくちょく見受けられたのはやはり日本での知名度の低さか……)が訪れていた。
ちなみに既報どおり,Valve社の社員による解説(同時通訳)が行われていた。
HALF-LIFE2のゲームエンジンである「Sourceエンジン」の大きな特徴は「とにかくリアリスティック」であるということ。
前作ではテクスチャだけ貼っていたキャラクターもリアルタイムフェイシャルアニメーションによる表情の変化などにより人間らしいキャラクターへと進化した。
最新の物理エンジンを採用することによって,物の壊れ方などもリアルに再現された。
今までのゲームでは,たとえば箱が「箱というアイテム」で表現されていたのだが,本作では「木を釘などで打ちつけて作った箱」という物体を構成する要素まで再現。
また,ゲームでは車などを攻撃で押し出して敵を押しつぶすなどの表現も見られた。
映像そのものは既出だったが,日本で実機デモを見られたのはTGSが最初で最後となりそう。
完成が待たれるタイトルだ。
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