発　売：アルゼ 発売日：2004年2月19日 ジャンル：RPG

開発元：ノーチラス 希望小売価格：6,800円（税別） プレイ人数：１人

「RPG本来の面白さを追求する」というテーマに真正面から取り組んだアルゼの意欲作「シャドウハーツ」 に，待望の続編が登場する！

　ストーリーの面白さはもちろん，PS2の能力を駆使した美麗なグラフィックや更なるゲームシステムのブラッシュアップと，前作を遥かに越えたクオリティで，発売が待ち遠しい仕上がりなのだ。

　アルゼといえばパチンコやパチスロなど，大人のアミューズメント機器で有名。そんな会社が満を持して投入したコンシューマタイトルが，前作「シャドウハーツ」だ。

　舞台は，第一次世界大戦に突入する直前の1913年。歴史上の世界とファンタジーが見事に融合した世界感や「ジャッジメントリング」などの斬新なゲームシステム，そして怪しげで魅力満載のキャラクターたちと，今なおプレイヤーから熱く支持される傑作RPGなのだ。

　本作の舞台は前作「シャドウハーツ」から半年後，1915年の第一次世界大戦下のヨーロッパ。

　フランスに進攻を開始したドイツ帝国陸軍は，フランス北部ロレーヌ地方の寒村「ドンレミ村」へと小隊を派遣する。

　ジャンヌ・ダルクの生地としても有名な「ドンレミ村」，その村の中央に建つ古い教会には「悪魔」が潜んでいると噂されていた。部隊の任務は，その「悪魔」の正体をつきとめ，退治することだった。

　だが部隊は返り討ちに会い，陸軍少尉・カレンを残して全滅させられてしまう。

　奇跡的に生き延びたカレンは，バチカンから派遣されたエクソシスト，ニコラス・コンラドとともに，再び「ドンレミ村」へと向かうことになるのだが……。

　バチカンから派遣されたニコル，ドイツ帝国陸軍少尉のカレン，カレンたちを陰で支えるロジャーなど，さまざまな人物がプレイヤーの冒険に関わってくるぞ。

　TGSの会場で初めて発表する情報もあるらしい。こちらのページでも追って情報を掲載するので，ぜひお楽しみに！

ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガ 「シャドウハーツII」の主人公は，なんとウル！ 日本人の父とロシア人の母の間に生まれたハーフで，モンスターと融合（フュージョン）して戦う“ハーモニクサー”の能力を持つ超人で，前作「シャドウハーツ」でも活躍しているのはご存知の通り。 　今回ウルは，ゼペットと2人で旅をしている途中，ドンレミ村に立ち寄り，しばらくの間，村をドイツ軍から守る仕事をしていたという設定。しかしある時，人質を救い出す戦いで致命的な一撃を受けたウルは，フュージョンの能力を失ってしまうことに。 　最強の状態からふりだしに戻ってしまったウル。ドンレミでカレンと出会ったウルは，冒険の過程で呼び覚ましていくという，やや王道ズレした物語の展開に戸惑い気味。もちろん頭のキレ（!?）は以前とかわらないままとなっているぞ。

カレン・ケーニッヒ 　ヒロインとなるのは，ドイツ帝国陸軍少尉として育ったカレン。彼女はドンレミ村に棲みついた魔物を倒すために派遣されるが，悪魔によって部隊は返り討ちに会い，彼女以外全滅，という憂き目に遭う。 　この事件をきっかけに軍を離れた彼女は，仲間と一緒に旅を始める。自分に訪れた過酷な運命を受け止め，弱い心を隠しながら強く生きる彼女が，冒険の末に手にする幸せとは？ それを知るものはだれもいない。 　ちなみに元軍人，というだけあって，カレンが戦闘中に連発する剣技は過激なモノばかり。戦闘終了時には，ミニスカートを直す，かわいいしぐさも見せてくれるぞ。