マイクロソフトブースは怒濤の新作ラッシュ！

　戦闘機のコクピットを思わせるデザインの“防音個室ブース”や多数のプレイ用 什器を用意し， 今年のマイクロソフトは「どんどん遊んでください！」モード。

　 TGS会場内でも異彩を放つ、そのキャノピー型ブースでは，Xbox LIVEスタータ キットに 同梱される「ファンタシースターオンライン（PSO・仮）」の通信プレイは もちろん，Xbox LIVEの目玉である“音声チャット”を実際に楽しむ ことができ，体 験した人は「想像以上にクリアな音だった」と驚きを口にしていた。

　今回のTGSに併せて初公開となる新作5タイトル（出展全18タイトル中）の中で， 特に注目を集めていたのが，あの広井王子氏が手がける「N.U.D.E.＠（ヌード）」 と， 多人数参加型（MMO）RPGの「トゥルーファンタジーライブオンライン」のコー ナー。

　「N.U.D.E＠」はムービーだけの出展ながら，P.A.S.S.と呼ばれる美少女型ロボッ トの 美しさに見入り，思わず足を止める来場者も。ブースには“彼女”の等身大 ドールも展示されており，MSのコンパニオンと艶を競っていた。

　一方の「トゥルーファンタジーライブオンライン」も大作感十分。こちらも映像の みの出展だったが，「FF XI」やPCのMMORPGとはひと味違う3Dポリゴンのビジュアル は，「新しいMMORPG時代の到来」を予感させてくれた。

　このほか「戦場の出前持ち」「The Wild Rings」、プレイアブルの「Fishing Live Online」など， Xbox LIVE の正式スタートに先駆け，タイトルラインアップの 充実をアピールしていたぞ。

　大小2つ設けられたステージではXbox自慢の5.1chデジタルサラウンドシステムや Xbox LIVEの接続方法のデモ，今回のTGSで“初のプレイアブル”となる「格闘超人」 や「Blinx」など主力タイトルのプレゼンテーションが行われており，できるかぎり 多くの人に“生のXbox”を伝えたい， というMSの思いが伝わってきたぞ。

　ちなみに当日会場で「その気」になった人は，XboxLIVEのベータプログラムの 参加申し込みもブース内で可能だ。

　なお，MSのステージでは，ソニックチーム・中氏やスマイルビット・川越氏と いった有名クリエイターをはじめ，タレントを起用したイベントも予定されている ので，こちらもお楽しみに。