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N.U.D.E.@美少女が語るステージにクラクラ!?
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2002年9月20日
広井王子氏が総合プロデュースを務めるXbox用ソフト「N.U.D.E.@ Natural Ultimate Digital Experiment」(ヌード アルティメット デジタル エクスペリメント)の詳細が,本日MSブースのイベントで公開された。
「アイディア自体はおよそ『サクラ大戦』と同じ時期にできあがり,約8年前に企画がスタートした」(広井氏)本作は,ほとんど知能のない美少女ロボットを,プレイヤーの音声入力により育ててる育成シミュレーションのこと。プレイヤーはXboxボイスコミュニケーターを使って,コミュニケーションドール「P.A.S.S.」と会話を交わしながら彼女を育てていく(詳細は2002年9月19日の記事を参照)。
今回イベントで発表されたのは,本作に登場する「P.A.S.S.」のスペックデータ,および「プロジェクト N.U.D.E.@」について。
広井氏によると,「プロジェクト N.U.D.E.@」とは'45年に広井王子氏自身が創立したバーチャルカンパニーである電機メーカー「Ark(アーク)」社が,最も力を入れてスタートした企画で,自動的に言葉を精製して創り出す「P.A.S.S. 」を将来的に一般普及することを目的として開発を進めているプロジェクトのこと。
注目の「P.A.S.S.」の詳細については,ステージに現れたArk社の研究室長,田寺嬢によって,身長158cm,体重108kg,B:84/W:47/H:85だということが明らかにされたほか,肩,腹部等に使用されている青いクリアパーツは高柔性難燃タイプABS樹脂,上体部のメタルパーツはメルカバーと呼ばれる特殊インコネルを使用していること,胸部,各部に使用されている白いパーツは特殊強化セラミックシデスチャルを使用していることが説明された。
また,「P.A.S.S.」は,頭髪にサイバネティックファイバーモサナ,肌は人間の皮膚と同等の質感をもったバイオスキンを実験的に転用。 そのため,月に1度のメンテナンスが必要なのだそうだ。
「P.A.S.S.」は,実際に音声を通じて彼女が言葉を理解し,合成音声で自動的に言葉を精製して発するという仕組みで感情を表現するのだが,なんと本日は「P.A.S.S.」のしゃべる部分を実際にデモンストレーション。 開発中ということで,コミュニケーションを積んでいないだけにまだ舌足らずだったが,その一所懸命にしゃべるさまに,我がゲームスポット取材陣は年甲斐もなくドキっとさせられてしまった(マジです)!
しかも,今回のTGSには,そのコミュニケーションドール「P.A.S.S.」のフィギュアが「N.U.D.E.@」ブースに展示されているので,気になる人はデジカメ片手にブースにダッシュだ! 未来を意識した新しいエンターテイメント,その幕開けを会場で確かめるべし!
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