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Xbox大反攻作戦開始か? MSブースは期待作の宝庫
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2002年9月20日
発売されて以来いろいろあったので,「ちょっとちょっと,Xbox大丈夫?」とか思ってました。ホント,すんませんでしたっ!
今回のTGSでは,XboxLiveの発表といい,ブースの充実ぶりといい,Xboxのすごさを改めて見直してしまいました。特にゲームの面白さを「見せて体験させる」という点においては,MSブースは非常にうまかったんじゃないでしょーか?
例えば,ポッドレースのコクピットのようなCOOLな筐体で,「ファンタシースターオンライン」(セガ)や「Whacked!」(マイクロソフト)といったオンライン対応の2タイトルが,ボイスチャットをしながら遊べたり,売り切れ続出の「鉄騎」(カプコン)を5.1chのサラウンドと専用コクピットで遊べたり……。
中でも,セガタイトルの充実ぶりには目を見張るものアリ。前述のPSOがオンライン協力プレイで遊べたほかにも,「パンツァードラグーン オルタ」(ムービーはこちら)「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3」など人気どころのタイトルで,集まった来場者の心をガッチリとワシづかみ。
さらに,ブース内を放浪中に,ぜひ遊んでいただきたい「コレハッ!!」というタイトルを2つほど発見。ちょっと遊んできたので,レポートいたしましょう。
●「DEAD TO RIGHTS」(ナムコ)
ナムコのXbox参入第1弾となるアクションアドベンチャー。父親を殺された元・警官が復讐していくという,ダークで重厚な雰囲気が漂うだげ1本。随所に映画の手法を取り入れつつも,ただの演出に終わらずそれがしっかりとアクションゲームに必要な要素として息づいている。
特にこのゲームのミソが,映画『マトリクス』のようなスローモーションを駆使した“タイムシフトダイブ”と敵の1人を盾にとって銃撃戦を繰り広げる“ヒューマンシールド”。試遊台で遊んだら,この2つのアクションだけで虜になった人はかなり多いハズ。
個人的には,これまでのタイトルではありえない,パツキン姉ちゃんの米国風の鉄棒を握ってくねくねストリッ……じゃない、セクシーなダンスする映像が目に焼き付いて離れませ……ブッ(鼻血)。
●「フィッシング・ライブ・オンライン」(マイクロソフト)
XboxLive対応の多人数対戦フィッシングゲーム。どういう風に多人数なのかというと,「1つのフィールドで制限時間内にだれが一番の大物を釣り上げられるか」を,何人もの人たちで競い合うのである。
最大なんと数千人が同時にプレイすることも可能なんだとか。ただし,釣場に人が多く入れば魚の絶対数は限られるわけだから,それだけ釣れなくなる。まさに本物志向である(そうか?)。
今回のTGS会場では6人が3分以内に,湖でどれだけの大物を釣り上げることができるか,という勝負。知らないもの同士(みんないい大人)が「きたぁ〜!」「あーあ,やっちゃったぁ〜」「Oh!」「Big one!」なんて奇声を発しながらひたすらにキャストする光景は,はっきり言って異様。
魚はブラックバスだけじゃなくて,65センチのニジマスから,15センチのブルーギル,70センチオーバーのコイまで多種多様。ルアーやタックルの選択はまだできないバージョンだったが,ゲーム終了後に見えた国内外の有名釣り具メーカーのおびただしいクレジットの数を見ると,全く心配はいらないだろう。
もちろんここまでやるんなら,フィールドだって……と,期待は膨らむばかりだ。釣り好きはもちろん,そうでない人でも,未体験の「多人数フィッシングバトル」には思わず心がときめくに違いない。
オンライン対応のタイトルはちゃんとオンラインで,それ以外のタイトルは120%楽しめるようにと,タイトルの質に合わせた出展をしていて,とにかく楽しませてくれたMSブース。XboxLiveはあるわ,PSOはあるわ,鉄騎はあるわで,もうホント,参りました。すんませんでしたっ!(笑)
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