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・THE PlayStaion・
AV機器特集タイトル
2000年6月16日 更新

PS2の登場によって、一気に身近な存在となったDVD。PS2のハイクオリティなビジュアルとサウンド、そしてDVDによって劇場レベルにまで高まったホームビデオ環境。それらをより良い環境で楽しむための機器がコレだ!

5.1chとは一体何か?

 劇場映画やDVDソフトなどに用いられている音響フォーマット、それがドルビーデジタルなどと呼ばれる5.1chサラウンド。この方式はフロントスピーカー×2、センタースピーカー×1、リアスピーカー×2の計5つの独立したスピーカーと、低音の再生のみに特化した1機のサブ・ウーファユニットによって音響空間を生み出すというもの。この5.1chサラウンドを再生するためには専用の機器と対応ソフトが必要。当然、PS2のDVDプレイヤーはこの規格に対応ずみである。

5つのスピーカーと1機のサブ・ウーファユニットが
音場をつくり出す

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5.1chサラウンドシステムでは、各スピーカーは完全に独立したチャンネルで制御される。これによって視聴者を回り込むように音が移動する、右後方から左前方へと音が駆け抜けるといった音響効果がうまれる。残念ながらPS2用ゲームソフトでは、この規格に対応した作品は今のところ存在しない。


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2種の5.1ch規格と必要な機器

 5.1chサラウンドには2種類のデータフォーマットに関する規格が存在する。それが下で解説している2つ。どちらも機器側とソフト側の対応が必要だ。DVDプレイヤーとしてのPS2は、この両方のフォーマットをサポートしている。これらに対応したスピーカーシステムを接続してやれば、どちらの規格でも問題なく再生することができるのだ。

DOLBY DIGITAL 5.1ch
ドルビー研究所が開発した5.1chサラウンドシステム。音の遠近感、移動感、低位感など立体的な音場をこれまで以上にリアルに再現できる規格である。
DIGITAL SURROUND(dts)
デジタル・シアター・システムズ社が開発した方式。ドルビーデジタルに比べて音声データの圧縮率が低く、より高音質な再生が可能。

再生にはデコーダが必要

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写真左:2つの規格に対応したデコーダをPS2の光音声出力端子と接続する。写真右:音声出力にはこの光デジタルケーブルを使う必要がある。
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