GRITの基本は3人を1チーム(小隊)とし,2チーム計6名(中隊)で行動をする。また,編成するチームの隊員には担当する役割を与え,それに見合った武器を装備させてやる必要がある。
「自動配置」の機能を使えばある程度最適な隊員の選出と武器の装備を行えるが,この部分を自分であれこれと試行錯誤して部隊編成するのもGRITの楽しみの1つだ。
プレイヤーは編成した中隊のうち1人を操作するのだが,随時操作するキャラクターを切り替えることができる。
また,各小隊をアルファチーム,ブラボーチームと区別し,それぞれに侵攻経路や,侵攻方法を指示することができる。
■個々の隊員の役割を明確にすることで,ミッションを遂行する時に作戦も組み立てやすくなる。そのためにはそれぞれの隊員を,その役割に応じて成長をさせるのがポイントだ。
たとえば支援機関銃と狙撃銃を装備したアルファチームに周辺の警戒を指示し,プレイヤーが操作するブラボーチームで建物に侵入し制圧するといった行動を行うことができる。
作戦に適したチーム編成,適時各小隊に的確な指示を出せるか,そしてそれを実行する隊員が優秀であるかが,戦闘で勝利する上で重要なポイントとなる。
そして優秀な兵士を育てるために,GRITにはスキルポイントによる成長の概念があるのだ。
自分が同時に操作できる隊員は1名であり,他の5名はある程度独自の判断で行動する。
この直接操作していない隊員がいかに良い働きをするかが,最終的な部隊の強さに繋がる。
敵発見能力が高く,射撃の腕前の良い隊員に周りを固められていれば,非常に心強いだろう。そのためにも各隊員の成長は重要なのだ。
■ギリースーツをまとった遠距離での攻撃に長けている狙撃兵。GRITに慣れていない頃は狙撃兵をメインで操作すると良いかもしれない。
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■一撃必中の狙撃能力はフィールドにおいてチームの安全を確保するためにも重要だ。
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担当分野ごとに各隊員の伸ばすべきスキルも異なるので,思い通りの部隊を編成するために各隊員を成長させていくのも楽しみの1つだ。
作戦終了時に生存していた隊員にはスキルポイントが与えられ,これを「武器」「ステルス」「体力」「リーダーシップ」の各スキルに割り振ることで,その隊員は成長していく。
全員を同じような能力にするのもありだが,どういった隊員にしたいのか,それを意識して特化した成長を行うのも効果的だ。
またキャンペーンが進むにつれ,新たな隊員と武器が追加されていく。
追加武器は追加された隊員にしか使用できない特別なもので,マニアックなものから作戦を遂行するうえで非常に有利になるものまで様々だ。
この追加隊員と装備をコンプリートするのもGRITの醍醐味の1つだろう。
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