狼なんか怖くなかったりやっぱり怖かったり「プーヤン」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(2/3 ページ)
ITmedia Gamezに引き続き、ITmedia ガジェットでもよろしくお願いします。連載第93回は「プーヤン」。コナミのアーケードゲームで、ファミコン版はハドソンから発売。メルヘンチックなグラフィックではありましたが……。
飛べない狼はただの狼だ
ステージ2では、ステージ1とは逆に、狼は下から上へ上がっていく。とはいえ、単に狼の移動方向が変わるだけではなく、ステージ1とは異なる仕掛けが盛り込まれ、プレイしたときの感覚もかなり違っている。
逃がした狼は、崖の上にある大岩を、ママ目がけて落とそうとする。ある程度なら逃がしても問題ないが、狼を7匹逃がしてしまうと、大岩がママに落ちてしまって即1ミスとなる。
1発で割れない風船は、撃つたびに、狼の上昇速度が遅くなる。これを利用して狼の位置を調整することで、1本の肉で多くの狼をやっつけることができる。……とマニュアルには書いてあったが、うまく調整するのは難しい。
ステージ2では、最後にピンク色の狼が上がってくる。これはステージボスのような存在で、ほかの狼より上昇スピードが速い上に、風船が堅く、矢を何発も当てないと倒せない。この狼を逃がしてしまうと、倒さなければならない狼が5匹増えてしまう(逆に、この狼を倒せば、ほかの狼が残っていてもクリアとなる)。
ここをクリアすると、ボーナスステージだ。ステージ2と同じ構成だが、弓矢は使えず、肉のみで狼を攻撃することになる。なるべく多くの狼をまとめて倒して、高得点を獲得しよう。
ダンス・ウィズ・フルーツ
次のステージはステージ1と同様、狼が上から下へ移動するタイプだが、風船が堅くなり、1発で割れないものが増えてくる。ステージ2と違って、撃っても風船の速度は変わらない。また、狼の数も多くなる。肉は風船の堅さに関係なく、1発で狼を落とせるので、使い方が重要。
このステージでは、ピンクの狼がフルーツを落としてきて、これを撃つと得点が入る。最初のイチゴは100点だが、もらさず撃ち続けると、今度はリンゴが落ちてきて、これが200点。リンゴもすべて撃っていくと、さらに別のフルーツへと変化していき、撃ったときの得点も上がっていく。高得点を狙えるフィーチャーだが、フルーツを狙うと狼を撃ちもらすことが多くなる。ハシゴからの攻撃に耐えながら、フルーツを狙うのはより難しい。
ステージ4はステージ2と同じだが、もちろん難度は上がっている。わたしはこのあたりで挫折しかかった。クリアすると2度めのボーナスステージ。狼の落とすフルーツを弓矢で撃っていく。ここでも1個も落とすことなく命中させると、得点の高いフルーツに変化していくが、このボーナスステージを終えた時点でのフルーツの種類は、次のステージにも引き継がれる。
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