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PlayStation Networkで個人情報流出 最大7700万件

外部からの侵入が原因でサービス障害が続いているPlayStation Networkで、ユーザーの氏名や電子メール、パスワードなどの個人情報の流出が生じたことが明らかになった。サービス復旧については道筋が立ったという。

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 ソニー・コンピュータエンタテインメントは、4月21日から続いているオンラインゲームサービスPlayStation Network(PSN)のサービス障害に関連して、個人情報が流出したことを明らかにした。全世界で最大7700万件のアカウントに影響する可能性がある。

 システムへの不正アクセスにより、17〜19日にPSNのユーザーの氏名、住所、電子メールアドレス、ログイン名とパスワード、ハンドル名が流出したとしている。購入履歴、パスワードを忘れた場合の秘密の質問の答えなどのプロフィールデータが流出した可能性もあるとしている。またクレジットカード情報が漏れた証拠はないが、その可能性は排除できないとも述べている。PSNのアカウント数は全世界で7700万件、うち日本も含むアジア地域は900万件。

 コンテンツ配信サービス「Qriocity」でも同様のサービス障害と情報流出が起きている。ソニーは個人情報を聞き出そうとする詐欺に注意し、ほかのサービスでもPSNと同じパスワードを使っている場合は変更するようユーザーに呼びかけている。

 同社はサービスを停止し、セキュリティ強化のためシステムを再構築している。復旧については明確な道筋が立っており、1週間以内に一部サービスを再開できる見込みだとしている。

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