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セガ、欧州子会社で個人情報漏えい
SEGA EUROPE LTDが運営する顧客サービス「SEGAPASS」にて、外部から不正アクセスがあり、全登録会員の個人情報が漏えいした。
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セガは6月17日、欧州の子会社であるSEGA EUROPE LTDが運営する顧客サービス「SEGAPASS」にて、外部から不正アクセスがあり、約129万755名分のユーザーの情報(名前、生年月日、Eメールアドレス、暗号化されたパスワード)が漏えいしたことを報告した。これは登録する全会員分に相当する。
SEGAPASSは、新製品情報の告知などを目的としており、クレジットカード情報などは保有していない。現在、サービスは停止しており、漏えいの原因や経路などについて調査を進めているとしている。今回の不正アクセスにより個人情報を違法に取得された可能性もあるため、ユーザーへ注意を促している。
なお、これを受けてセガが運営する全顧客サービスにおいて、外部からの不正アクセスによる情報流出の有無を検証したが、現在のところ、本件以外の不正アクセスによる顧客情報の流出については、確認されていないとのこと。
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