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年末商戦の期待タイトルを遊べたXbox 360体験イベントが開催「Xbox 360 Summer Showcase 2011」リポート(2/2 ページ)

発売から5年を経て円熟期にあるXbox 360。2011年も年末商戦には粒ぞろいの名作が多数出そろうようだ。そんな期待のタイトルをひと足さきにプレイできた、プレス向け体験イベントが開催。その模様をお届けする。

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「Dance Central 2」

 日本では6月に発売された「Dance Central」の続編が早くも登場予定。名前から分かるように、実際にダンスを踊るアクションゲームだ。「Dance Central 2」では2人同時プレイに対応するほか、新たな楽曲を収録。さらに前作を所持していれば、「Dance Central 2」で前作の曲も楽しめるという。

Kinectの魅力がいちばん分かりやすく体験できる、ダンスゲームの最新作。運動量はかなり激しいため、気になっている人はいまから前作で基礎体力作りを!

「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」

 もはや説明不要の巨大テーマパーク、ディズニーランドを再現したゲーム。実際の人気アトラクションをベースにしたアクションゲームが遊べたり、ミッキーマウスや白雪姫といった人気キャラクターたちとふれあうことが可能。自宅に居ながらにして、ディズニーランドを満喫できるゲームというわけだ。子どもや女性はもちろん、とくにディズニーファンはマストバイといえる作品になりそうだ。

自宅でディスニーランドの魅力を体験できるという、ディズニーファンにはたまらない作品。フック船長と戦ったり、ピーターパンといっしょに空を飛ぶことも!

「Child of Eden」

 「Rez」で有名なクリエイターの水口氏が手がける新感覚アクションシューティング。手をかざして敵をロックオンし、前に打ち出して攻撃していく。映像と音楽が一体となる独特の水口節は本作でもいかんなく発揮されていた。

 ちなみに日本での発売日は10月6日に決定。さらに本作はKinect“対応”タイトル、つまりコントローラーでも遊べるため、Kinectを持っていないユーザーもぜひ注目してほしいタイトルだ。

ゲームシステムとしては、昔ゲームセンターによくあったガンシューティングゲームに近い「Child of Eden」。だが音楽と映像のシンクロで、とても気持ちいいトランス状態を味わえるのは水口作品ならでは

「RISE OF NIGHTMARES(ライズ オブ ナイトメア)」

 セガが贈る新感覚ホラーゲーム。一人称視点で進み、足を前に出したら前進、実際にしゃがめばキャラクターもかがむというように、多彩なアクションを実際に再現する操作形態が魅力。敵を倒すだけではなくステージを探索する要素もあるアクションアドベンチャーのため、じっくりと腰を据えて楽しめそうだ。ちなみにゴア表現はかなり激しいため、その手のものが苦手な人は注意したい。

一人称視点で楽しめる探索型のホラーアクションゲーム。これはリビングで家族とキャーキャー言いながら遊ぶのがおもしろそう。筆者は独身一人暮らしですが……

「Gears of War 3」

発売まで2カ月を切った超大作TPSの「Gears of War 3」。細かいことはいいからとりあえず遊ぶのだ!

 世界中で大ヒットした三人称視点シューティング「Gears of War」シリーズの、最新作にて完結編。こちらはKinect未対応だが、おそらく一番の注目作ということで試遊台が設置されていた。人類対ローカストの結末は、主人公マーカスの運命は、そして名物キャラクター“カーマイン兄弟”の未来は……などなど、ストーリーの続きが気になっているファンも多いことだろう。なお会場では協力プレイモードを試遊できた。


「Forza Motorsport 4」

 リアルレーシングシミュレーターである「Forza Motorsport」シリーズ最新作。今作では新たにKinectに対応し、実際に車の周囲を歩いてディティールを確認したり、頭の動きに連動して視点が移動するなど、よりレーサー気分に没頭できる仕掛けが追加された。なお会場では本作のみ映像出展だったようで、実際にプレイできなかったのは残念だ。なお既報の通り、さまざまな特典が同梱された「リミテッドエディション」の発売と、新たなハンドル型コントローラーである「Xbox 360 ワイヤレス スピード ホイール」がソフトと同日発売(10月13日)されることも明らかになった。

レーシングシミュレーターとしての完成度を上げつつ、カジュアルプレイヤーの間口も広げようとしている「Forza Motorsport 4」。クルマ好きならマストバイでしょう

「Kinect スポーツ: シーズン 2」

 最後に、会場内で筆者がいちばん気に入った「Kinect スポーツ: シーズン 2」を厚く紹介しよう。本作は人気を博した「Kinect スポーツ」の続編で、野球、ゴルフ、テニス、スキー、アメリカン フットボール、ダーツの6競技が収録。たとえば野球ではスウィングしてバットを振るという感じで、実際のスポーツと同じ動作をしてゲームを楽しむことができる。

 会場でプレイできたのはゴルフで、パー3とパー4のコースどちらかを体験できた。操作方法は想像の通り、素振りすることでショットを撃てる。だがこれ以外にも、手を目の上にかざして“遠くを見る”ような動作を行うと、カップまで視点が移動したり、右手を挙げると素振り練習ができるなど、ショット以外の動作もアレコレ行えたのが印象的。ちなみに製品版ではボイスによる操作にも対応予定で、係員の人いわく「ゴルフはなるべくスタンスを崩さずプレイしたいスポーツなので、ボイスならばショットの体勢のままで操作できる」という理由のようだ。

 実際にプレイした感想としては、「リアルすぎずカジュアルすぎることもない、丁度いいバランス」と感じた。少し狙ってスウィングするだけで思った通りの場所に飛ぶため、リアルなゴルフ未経験の筆者であってもそれなりのスーパーショットをキメられて、爽快感はバツグンだ。ただしパットは現実同様に難しく、繊細な動作を要求されるため、緊張感も味わえる。またほかのKinectゲームよりも比較的体を動かさないため、体力がない筆者でも問題なくプレイできたのはうれしい。いや実際、ちょっと飛び跳ねるだけで息切れするんですよ……。これはちょっと「Kinect スポーツ: シーズン 2」で遊びつつ基礎体力を鍛えてみようかな、なんて前向きに考えさせられるイベントでした。

(アメフト以外は)日本でもなじみ深い競技ばかりを集めた、ファミリー向けの体感スポーツゲーム。個人的な趣向とプレイ感の気持ちよさで、個人的に1番の期待タイトル。カジュアル系だからと食わず嫌いをせず、ゲーマーにもぜひ遊んでほしい!

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