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グリー、SK telecomとの業務提携とケイブ、UltiZen Gamesへの資本参入を発表
スマートフォン向けソーシャルゲームの急成長にあわせて、グローバル展開を目指すグリーが、韓国、中国、日本での業務・資本提携を発表した。
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グリーは、8月8日韓国最大手の通信キャリアSK telecomとの業務提携、中国・UltiZen Gamesの株式5.1%の取得、ケイブとの業務提携および株式5.3%の取得をそれぞれ発表した。
同社は現在、ソーシャルゲームにおけるグローバル市場向け展開を続けており、韓国・SK telecomとの提携ではSK telecomが運営する「T store」内にグリーの特設セクションを開設し、ソーシャルゲームの提供を予定している。中国・UltiZen Gamesとは、同社のグラフィックス・アプリケーション開発子会社2社との業務提携がすでに締結されており、グリーでは今回の資本参加は更なる事業上の関係構築・強化を目的にするもの、としている。なお、株式は既存株主から取得する。
ケイブは、日本国内においてグリーのSNSサイト「GREE」においてソーシャルゲーム「しつろぐ」を配信しており、今回の業務提携ではGREEにおける様々な協業を実施、ヒットアプリの創出を目指していく。資本提携については、ケイブ株式のグリーへの第三者割当増資により行い、増資および業務提携開始は8月24日を予定している。
また、グリーの2011年度第一四半期(4〜6月)の決算短信も同日発表され、4〜6月期の連結決算では売上が約641億7800万円、営業利益が約311億3500万円、経常利益が308億2800万円となっている。
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